郊外の「空き家」を解体し、底地を分割して2軒を新築!

現代の日本が抱える、大きな問題の一つが

「空き家問題」

です。

以前このブログで

「もしかして幽霊が出る?新築から40年近く無人の空き家・・・。」

という記事を書きました。

 

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無人の一戸建て

 

今や日本の居住用不動産のおよそ2割が、人の住んでいない空き家と化しています。

そうなった理由は様々ですが、典型的なパターンは次のようなものです。

 

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子供世代がマイホームを購入。実家の不動産は・・・。

30〜40年前に、親がマイホームとして一戸建てやマンションを購入。

そこで育った子供たちが進学・就職で家を離れ、自らも結婚して家族を作ります。

そして、家族のためにマイホームを購入。

親は実家で暮らしていましたが、病院への入院、老人ホームへの入居などで実家は空き家に・・・。

息子や娘は売却しようと考えますが、利便性の悪さや老朽化などのせいで、なかなか買い手が見つかりません。

その間にも老朽化は進み・・・。

 

所有者の投げ売りで、割安お買い得の物件も!

地域によっては、そうした空き家が多数建ち並ぶ

「ミニ・ゴーストタウン」

化している所もあります。

完全な悪循環となっています。

そこまで悪化していない住宅街では、とにかく早く手放したいという所有者側の事情から、かなり売却価格が値下げされることも珍しくありません。

結構人口や多い都道府県の、それほど不便ではない住宅街でも、一戸建てやマンションで売値が1,000万円を切る物件が、時々出て来ます。

状態の良い物件を上手く見つけて購入できれば、お買い得という事例もあります。

 

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空き家過剰の日本で、今でも続々『新築物件』が!

日本の住宅市場は物件数だけで考えれば、既に

「供給過剰」

の状態です。

それにもかかわらず、今なお日本各地で

「新築物件」

が次々と完成していきます。

元々山林あるいは田畑だった場所を造成し、新たに住宅街を作ったり、大規模マンションを建設したりする事例は、もちろん多いです。

そして、不動産業者が各地の空き家を買い取って更地にし、建物を新築分譲して売り出すパターンも結構多いです。

 

空き家を建て替えた物件には、ある特徴が?

皆様のお住まいの近所にも、そういう経緯の新しい家は見つかるはずです。

現在40歳代あるいはそれ以上の年代の方だと、近年増加中のそうした一戸建てを御覧になって、次のような感想を持たれるかもしれません。

「あれ?最近の新築一戸建てって、何か昔の家より小さい感じがする・・・。」

そうした感想は、決して間違いや気のせいではありません。

近年の傾向として、業者が空き家を解体して更地にした後、

土地を分筆して二つに分け、建物を二軒建てて

売り出すことが増えているようです。

 

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実家に40年住む父親が、近隣の変化を実感・・・。

私は建築・不動産業界の人間ではなく、全国のデータを調べたわけでもありません。

しかし、私の実家の近隣では、そうした事例がかなり多く見られます。

私の父は数年前、自治会の会長を一年間務めました。

そうした縁で他の町会の役員さんたちとも親しくなり、近隣地域の情報に詳しくなりました。

また、今の家に住み始めてから40年以上経っており、元々地元の地理にも詳しかったのです。

そんな父は、上記のような傾向を目の当たりにしています。

 

郊外の住宅が、一つまた一つ新しくなる・・・。

私の実家を含む一帯は、郊外の住宅街です。

昔は

「新興住宅街」

「ニュータウン」

などと呼ばれていました。

幸い「ミニ・ゴーストタウン」になることはなく、中古一戸建て・マンションの需要はそこそこあります。

個人ではなく業者が購入した場合、新しい建物を造って売り出すのは、昔からよくありました。

大部分の家は、特に大きな「豪邸」という感じはなく、普通の一軒家です。

土地も特段広いとは言えず、建物を一軒建てるのにちょうどという面積の区画ばかりです。

近年は親世代の住民が、病気・老齢などの理由で転居していくことが増えています。

そうした家が解体され、新しい建物が建つのも目立ちます。

 

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底地を2分割すれば、必然的に建物も小さくなる!

ところがここ数年、新たに分譲される一戸建てのサイズが小さくなっています。

底地を2分割し、それぞれの土地の上に家を建てるとなれば、そうなって当然です。

建ぺい率の問題でしょう。

庭がかなり小さいです。

建物も細長い形で、三階建てになっている家も多いです。

駐車スペースも、周囲の昔からの家と比べると、かなり狭苦しく感じます。

家によっては、車を縦に停めることができず、横向きに停めるようになっています。

そして、新築同士の隣の家とは、間隔がほとんど空いていません。

いかにも騒音トラブルが起こりそうです・・・。

 

最後に・・・。

平成末期や令和の若い家族たちにとっては、そういう一戸建ては

「普通」

であり、違和感もないのかもしれません。

そして、中古よりは新しい家の方がいいということなのかも。

しかし、1970年代〜1980年代前半頃に生まれた世代にとっては、素直に受け入れるのが難しく思えます・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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