マイホーム購入には「頭金を2割」貯金を目安にしよう!

「マイホーム」・・・。

令和の世でも、まだ夢のある言葉です。

先日は「空き家問題」の記事を書きました。

 

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その中でも述べましたが、日本中で空き家が増加の一途を辿る中、新築一戸建て・マンションも造られ続けています。

最近は、マイホーム志向の人が減ったと言われています。

しかし、男性には

「妻子を持ったら、やっぱり家を持たないと・・・。」

という意識がまだ根強いようです。

 

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昔は、あの文豪も借家住まいだった!

こうしたマイホームへの憧れは、戦後の高度成長期に急速に高まったというのが、一般的な認識です。

それまで、特に戦前は

「自分名義の家」

を持っている人の割合は、非常に低かったそうです。

都市部では、

「家持ち」

は裕福な部類でした。

かの文豪

夏目漱石

は、明治〜大正初期を生きた人です。

実は漱石は、生涯借家住まいだったとのこと。

漱石のような偉人ですら、マイホームを持てなかった(持たなかったのかもしれませんが・・・)ということをある本で読んだ際は、驚きました。

 

住宅ローンで家を買うと、所有者かつ『債務者』になる!

明治や大正の昔とは違い、2021年(令和3年)の今は、家を買う人の圧倒的大多数が

「住宅ローン」

を利用します。

金融機関からお金を借りて家を買い、およそ30年ほどかけて借金を返済します。

不動産登記簿謄本の写しを取って見てみると、甲区には

所有者 ○山△男」

という風に記載されています。

一方、乙区に表記されている抵当権設定登記の欄では

債務者 ○山△男」

となっています。

一国一城の主であると同時に、お金を借りた

「債務者」(嫌な響きです・・・)

でもあることが分かります。

 

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借りられる金額は、大体『年収の5倍』!

よく言われることですが、住宅ローンで借りられる金額の相場は

大体「年収の5倍」

程度です。

一戸建てやマンションの価格は、それこそ

「ピンからキリまで」

です。

上を見れば青天井で、タワーマンションなどは

「億ション」

物件もゴロゴロあります。

ただ、最近でもやはり多いのは

「2,000万円〜3,000万円」

台の物件でしょう。

上記の「年収のおよそ5倍」という物差しで計ると、これくらいの価格帯が一番手が届きやすいです。

5,000万円くらいの物件になると、

「年収1,000万円」

というレベルになります(もちろん手取りベース)。

このレベルの勤め人は、そう多くないはずです。

 

『頭金ゼロ』物件が多いが、昔は『2割』が常識?

21世紀に入る前後くらいの頃から、

「頭金なしでもO.K!」

という不動産の広告が急に増え出した印象があります。

言うまでもなく、住宅購入の際に購入価格の一部を支払うのが

「頭金」

です。

私の親の世代では、家を買う際に頭金を払うのは、至極当然のことだったそうです。

頭金の金額も

「購入金額の2割」

程度というのが常識だったと、私の両親は語っていました。

前述した「2,000万円〜3,000万円」の価格帯の物件だと、2割なら

「400万円〜600万円」

くらいとなります。

頭金が多ければ多いほどいいので、3割くらい払えれば理想的でしょう。

 

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頭金ゼロだと、『利息』累計額に大きな違いが!

頭金の額が多ければ、その分

「元金」

の額、すなわち住宅ローンの元金額が減るのは当然です。

そして、後に大きな違いを生むのが

「利息」

の額です。

住宅ローンは借金ですので、完済するまで元金の残額に利息が付き続けます。

住宅ローン金利は、近年かなり低い水準に抑えられたままです。

しかし最長35年での返済となると、利息の累計額はかなりの額にのぼります。

これもよく言われることですが、

「住宅ローンで支払う金額の半分近くは、利息である。」

という点も覚悟しておくべきでしょう。

 

親の世代は、頭金ゼロでは『怖くて家は買えない。』・・・。

頭金をできるだけ多く支払えば、利息の累計額も当然少なくなります。

私の父によると、

「昔(1980年代前半頃)は、少なくとも1割くらいの頭金を用意しないと、住宅ローンは組めなかったはず。大抵の人は、2割くらいの金額を貯めてから銀行に相談に行ってた。」

とのことです。

父も母も、現代の「頭金ゼロ」住宅ローンについては、

「もし自分たちの時代にそんな制度があったとしても、頭金なしで家を買うなんて、怖くてできなかっただろう。」

と口を揃えて言っていました。

 

最後に・・・。

以前このブログで

「住宅ローンの繰り上げ返済はするべきか?しないべきか?」

という記事を書きました。

 

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私は

「余裕ができれば絶対すべき!」

という立場で書きました。

とは言っても、私自身は住宅ローンでお金を借りたことがなく、今も賃貸住まいですが・・・。

利息の付く借金(「有利子負債」と書くと、何となくカッコ良く思えてしまいます・・・)は、なるべくしない方が得策です。

しかし住宅購入となると、「一括払い」は困難です。

住宅ローンを利用するなら、なるべく多く頭金を払い、より少ない元金で返済をスタートすべきです。

そうすることで、利息累計額も少なくできます。

「一生で一番大きな買い物」

をするのは、頑張って

「頭金2割の貯金」

を達成してからにした方がいいでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

こちらも興味がありましたら、是非お読みください。

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