「二重国籍」英語で何と言う?試験に出ない英語手帳(第88回)

世界には、一人が二つ以上の国籍を有する

「二重国籍」(三つ以上なら「多重国籍」)

状態の人が一定数存在します。

大抵は二つの国籍というパターンでしょう。

国によって対応は様々です。

認めている国、認めていない国、条件付きで認めている国の三つに大きく分けられます。

日本では、1984年(昭和59年)の国籍法改正により、

(1)20歳に達する以前に二重国籍の状態になった場合は、22歳に達するまで

(2)20歳に達した後に二重国籍の状態になった場合は、二重国籍となった時から2年以内

に国籍選択を行う必要があります。

ところで、この「二重国籍」は英語でどう表現するのでしょうか?

 

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『二重』をどう表現する?

「国籍」というと、

「nationality」n`æʃənˈæləṭi(米国英語)ˌnæʃʌˈnælʌti:(英国英語)

を思い浮かべる方が多いでしょう。

「二重国籍」=「二つの国籍」

と考えれば、

「two nationaities」・・・?

「二つの」=「double」

と考えて、

「double nationality」・・・?

どちらを使っても、相手に意味は通じそうです。

しかし、残念ながらどちらも不正解です。

 

『二重』にはこの表現を使う!

大修館書店 ジーニアス和英辞典で「二重国籍」を調べると、

「dual citizenship」

と載っています。

同じく大修館書店 ジーニアス英和辞典によると、

「dual」d(j)úːəl(米国英語)djúːəl(英国英語)]は

「2つの部分から成る、二重の、二元的」

という意味を持ちます。

用例として

「dual ownership」(二重所有、共有)

があります。

 

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『国籍』には別の表現もある!

「citizenship」ˈsɪtɪzʌˌnʃɪp(米国英語)]は、ジーニアス英和辞典によると

「市民[国民]であること、国籍、その身分[資格、義務]」

という意味を持ちます。

ジーニアス英和辞典やオックスフォード現代英英辞典では、

「dual nationality」

と表現されています。

「国籍」については、「citizenship」でも「nationality」でもよいのですが、「dual citizenship」の方がより一般的なようです。

 

最後に・・・。

私は日本国内で、日本国籍の両親から生まれました。

なので、当然日本国籍だけしか有していません。

しかし、個人的には

「EU(欧州連合)加盟国の国籍も取得できればなあ・・・。」

と思っています。

EU加盟国の国民なら、EU域内のどこにでも住み、働くことができます。

自由な感じで、カッコいいと単純に思います。

現時点では、取得可能性ゼロ%ですが・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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