私は若い頃、ラジオの深夜放送を熱心に聴いていました。
そのことについては、以前にこのブログで記事にしました。
書きたい事が色々あり過ぎて、前編と後編の二回に分けたほどです。
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『ABCヤングリクエスト』も長寿番組だった!前編では、ほぼ「MBSヤングタウン」の話題でしたが、関西の他局でも深夜放送には力を入れていました。 [sitecard subtitle=関連記事 url=https[…]
現在は、主にFMラジオの番組を聴くことが多いです。
夜更かしが体力的にキツい年齢なので、昔のように深夜の時間帯にリアルタイムで聴くことはありません。
Radiko のおかげで、時間も場所も関係なく楽しめる!
以前は、昼間や夕方に放送しているお気に入りの番組は、MD(覚えてますか~?)に留守録して後から聴いていました。
2021年現在は、
Radiko(ラジコ)
という素晴らしいアプリのおかげで、一週間前までの番組を遡って聴くことができます。
しかも、地下街や地下鉄の中でも聴けるという、ラジオ好きの人々には夢のような話です。
ラジオ番組から、新しい歌手やグループに出会える!
ラジオではなく、音楽配信アプリやCDで、自分の好きな歌手やグループの音楽だけを聴くという方も多いでしょう。
もちろん、音楽の楽しみ方は人それぞれです。
ただ、ラジオにはラジオならではの楽しみがあります。
ラジオ番組(特にFM)ではトークの合間に音楽がよく流れますが、基本的にはラジオ局やDJが選んだ曲です。
自分がファンでなかったり、あるいは全く知らない歌手やグループの曲が流れることも多いです。
その中で、時々
「あっ、この曲いい!」
「この歌手、一体誰だろう?」
と思う瞬間があります。
それをきっかけに、その歌手やグループの音楽にハマるという経験は、誰にでも一度はあるはずです。
ミュージシャンの成功に、気分はプロデューサー?
そうして応援し始めたミュージシャン(特に若手)が売れていくと、我々ファンもうれしくなります。
自分が指導したわけでも何でもなく、本人たちの才能と努力によるのですが、気分はまるで
「○○は俺が育てた!」
と吹聴して回る、インチキ音楽プロデューサーのようです。
それくらい、親近感を抱くようになります。
振り返れば、ラジオで知ってファンになっていた・・・。
私自身も、ラジオでたまたま聴いたのを機にファンになったミュージシャンは、結構います。
このブログで以前記事を書いた
キリンジ
も、名曲「君の腕に抱かれたい」をラジオで聴いたのが、ファンになるきっかけでした。
ガムのCM曲などで知られる女性シンガーソングライター
たむらぱん
さんも好きで、アルバムを買ったりライブに行ったりしました。
存在を知ったのは、「ハレーション」という曲をFM番組(DJは矢口清治さんでした)で聴いた時でした。
同じくCMソングで有名な
土岐麻子
さんも、FMで「Superstar」という曲を聴いて知りました。
状況によっては、歌手名や曲名が分からず、苦労して調べることもありました。
しかしRadiko では、流れた(あるいは流れている)曲の曲名や歌手名が表示されていたり、データとして残っているので、すぐに分かってありがたい限りです。
最後に・・・。
我々一般人は音楽業界のプロではないので、一日中様々な音楽を聴き続けるのは無理です。
また、当然ながら人それぞれ音楽の好みはバラバラです。
同じジャンルや同じ特定のミュージシャンの音楽に、偏って聴く傾向になっていきます。
それ自体は何ら悪いことではなく、音楽の楽しみ方の一つです。
ただ、ラジオを聴いていてふと耳にした曲から、全く新しいジャンル、全く新しい歌手・グループの音楽に出会えるのは、楽しいことです。
これこそ、ラジオ番組の醍醐味と言ってよいでしょう。
皆様も、ラジオでふと耳にした曲から、新しい音楽の世界を探訪なさってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

