「in the crosshairs」なら、すぐに逃げろ!試験に出ない英語手帳(第12回)

英語・その他外国語(夫)

そもそも「crosshairs」って何?新しいヘアスタイル?

crosshairs は「十字線」、特に光学機器の焦点の部分に付いている十字線を表します。

十字ポインター(クロスヘア・ポインター)もcrosshairs(pointer)と表現します。

また、パソコンの画面でよく見る「十字カーソル」は

cross-hair cursor と言います。

ところで、なぜ「in the crosshairs」ならすぐに逃げないといけないのでしょうか?

be in the crosshairs of ~ またはbe in someone’s crosshairs

という熟語は、「~(人)の標的になる、~の照準に入っている、~のターゲットになっている」という意味です。

有名な長寿マンガ「ゴルゴ13」で、主人公デューク東郷が狙撃目標に向けライフルを構え、スコープ(照準器)をのぞき込むと、円の中に二本の線が十字に交差しています。線の交わる箇所が、ライフルの弾が当たる(はずの)場所になります。

本当にライフルなどの標的になるという意味というよりも、警察・検察や政府・行政機関などから逮捕や警告、行政指導などの対象として目を付けられるという、比喩的な意味で使われることがほとんどです。

put someone in the crosshairs (~(人)を標的にする、照準に捉える)

と表現することもあります。

英検やTOEICなどの試験には出ないでしょうが、もし貴方の勤め先が外資系企業に合併吸収され、英語圏の同僚から

” I heard that you are in the crosshairs of the department chief. ”

(「あなたが部長の標的になってるって聞いたよ。」)

と言われたら、近日中にリストラ対象者にされるかもしれません。

そういう意味では、ぜひ覚えておくべき熟語でしょう・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。