2021年(令和3年)8月22日現在、日本国内の新型コロナウイルス新規感染者数は、右肩上がりで増加しています。
一日当たりの感染者数は、今年5月から3ヶ月ちょっとで、およそ4倍に増えているそうです。
感染者数ではなく、銀行預金がそれくらいのペースで増えてくれればいいのですが・・・。
冗談はさておき、もう学校は2学期が始まる時期です。
しかし、感染拡大防止の観点から、休校やリモート授業を求める声も上がっています。
今の児童・生徒は『脱・ゆとり』で大変!
ただ、そうなると年間カリキュラムの消化に大きな影響が及びます。
教える教職員の側も大変ですが、教わる生徒の側も大変です。
数年前から
「脱・ゆとり教育」
が加速し、学習量・学習範囲が増加・拡大。
今の児童・生徒(特に中学生)は苦労しているようです。
親戚や知人・友人の子供にも中学生がいて、話を聞く限りでは、内容も昔より難化しているそうです。
親御さんが子供の質問に答えられず・・・。
例えば英語は、以前は中学に入学してから
「This is a pen.」
「My name is Ken.」
などとやっていました。
ところが今は、小学校から英語を学んでいます。
中1だと、そこそこのレベルになっているとのこと。
こうした変化は、実は親御さんの頭痛の種となっています。
子供から分からない箇所を質問されても、
「内容が難しくて答えられない」
という事態が増えているそうです。
親のメンツを保つため、『教科書ガイド』が助けに!
もちろん、大人がいつまでも小〜中学校で習った知識を、全て覚えていられるはずもありません。
しかし、子供の質問に答えられるか否かで、
「親の威厳」
が保てるか失われるかにもつながります。
子供に
「勉強しなさい!」
と説教しても、説得力ゼロとなる恐れもあります。
そういう悩みをお持ちの親御さんにとって、大きな助けとなるのが
「教科書ガイド」
です。
大型書店には、教科書ガイドがズラリ!
中学校や高校の教科書は、色々な出版社から出版されています。
生徒たちは授業を受けながら、教科書の内容を理解していきます。
しかし、教師の説明だけではよく理解できない分野も出て来ます。
そんな時が、教科書ガイドの出番です。
大きな書店の学習参考書売り場に行くと、各学年ごと、各科目ごと、出版社ごとに教科書ガイドがズラリと並んでいます。
それぞれの教科書のまさしく
「ガイドブック」
です。
例題や練習問題の解答・解説が載っています。
生徒の親御さんの『トラの巻』としても使われる!
本来は、中学生や高校生のための本です。
しかし、親御さんの
「トラの巻」
として利用されることもあるのです。
さすがに高校生になると、もう親に勉強を教わることもないでしょう。
ところが中学生までだと、親に質問する可能性はまだ結構高いはずです。
特に
「数学」
は、多くの中学生が苦労する科目です。
ただ残念なことに、親の方でも昔数学が苦手だった人は多いです。
小学校までの
「算数」
なら何とかなっても、数学となると、自信を持って我が子に教えるのは難しいでしょう。
子供より先に教科書ガイドで予習する親御さんもいるらしく、涙ぐましい限りです・・・。
中1数学の教科書ガイドを買ってみたが・・・。
私はもう中学校とは何の縁もないのですが、現在の中学生はどんな勉強をしているのか、興味を持ちました。
そこで、5月頃にAmazonで、中1数学の教科書ガイドを買ってみました。
日本教材システム㈱から発売されている、「教育出版」教科書のガイドです。
パラパラと中身を見ていくと、最初の方は
「整数」
「正の数、負の数」
「文字と式」
「方程式」
など
「そう言えば習ったな〜。」
という分野でした。
しかし、後の方で
「平面図形」
「空間図形」
「データの分析」
が出て来ると、
「我々の頃、1年生でこんな分野習ったかな?」
と首をひねりました。
特に空間図形とデータの分析は、
「中1でこんな難しいこと習うんだ・・・。」
と引いてしまうほど難しく感じました。
全ての分野をじっくり読み込んだわけではなく、流し読みした程度でそう感じました。
本気で取り組んだら、もっと難しく感じること必至でしょう。
最後に・・・。
私が中学1年生だった40年近く前と比べると、令和の中学1年生ははるかに大変だと思います。
数学、英語、そして他の科目もかなり難しくなり、量も増えているようです。
増量するのは、お菓子や飲み物だけにして欲しいものです・・・。
何の力もない一平民ではありますが、全ての中学1年生にエールを送りたいと思います。
もちろん、他の学年(小学生、高校生も含む)の皆さんにもです。
それにしても中1数学は、中年のたるんだ脳を鍛えるのに丁度よいと思いました。
これから時間を見つけて、初めからじっくり読んでみようと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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