深夜テレビのパチンコ番組、いつの間になくなった?

日本は

ギャンブル大国

です。

競馬、競輪、競艇、オートレースと、4種類ものギャンブルが、堂々と行われています。

それに加えて

パチンコ

も、日本各地のあらゆる地域でできます。

これだけ様々なギャンブルが可能なのに、まだカジノまで作ろうというのですから、

「日本人って、どれだけギャンブルが好きなんだ?」

と思ってしまいます。

 

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パチンコは身近にあるギャンブル。批判されても行きたい?

最も遊技人口が多いのは、パチンコでしょう。

駅前や繁華街など、我々の身近には大抵パチンコ店があります。

好きな時に好きなだけ遊べる、気軽さが人気の主因でしょう。

2020年(令和2年)のコロナウイルス拡大初期、パチンコ店が感染拡大の温床として、槍玉に挙げられました。

多くの人の記憶に新しいはずです。

国中がコロナウイルスに怯えている最中でも、パチンコ好きの人々は行きたくて仕方がなかったのでしょう。

 

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箱に入ったパチンコ玉

 

深夜テレビで、『パチンコ番組』が流れていた!

私自身は、パチンコを含むギャンブルは全くしません。

ですが、一人暮らしをしていた7〜8年前までは、テレビの

「パチンコ番組」

を時たま観ていました。

皆様は、テレビの深夜枠でパチンコ番組が放送されていたのを、ご存知でしょうか?

私は、関西のテレビ局の番組を観ていました。

ただ、日本各地のテレビ局、それも旧UHFのローカル局で、同じような番組を放送していたはずです。

大阪では、テレビ大阪や兵庫県のサンテレビといった、ローカル局でやっていました。

 

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テレビの深夜番組をザッピングしていると・・・。

私は今でこそ、テレビをほとんど観ず、日付が変わる頃までには大抵寝ています。

しかし昔は、結構夜ふかしをしていました。

深夜番組を観ると言っても、特定の番組を集中して観るというのではありません。

あちこちのチャンネルをチョコチョコ観るという

「ザッピング」

をしながらでした。

大体、火曜日か水曜日の深夜0時〜1時頃でした。

チャンネルをテレビ大阪かサンテレビに合わせると、パチンコ店で

芸能人(男性お笑いタレント+女性グラビアアイドルが定番)

二人が、同じ機種の台で、どちらが多く玉を出すかを競っていました。

 

有名芸能人が多数の、豪華な『買取番組』!

男性タレントは、全国区の有名人が結構多かったのに驚きました。

女性グラビアアイドルでも、そこそこ知名度のある人が多数でした。

そうした芸能人が、大阪や兵庫のパチンコ店まで出向いて来ていたのです。

番組自体、パチンコ店チェーンが単独スポンサーの、いわゆる

「買取番組」(スポンサーが番組枠を買い、自由な番組を作る)

でした。

タレントのギャラも、当然スポンサー丸抱えです。

「ギャラのかかる有名タレントを呼べるなんて、やっぱりパチンコ店は金を持ってるんだな・・・。」

と、妙に納得した覚えがあります。

 

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『確変』など細かいことは分からないまま・・・。

前述のように、私はパチンコとは全く無縁です。

なので、「確変」だとか「スーパーリーチ」だとか、ナレーションで説明されても、どうなったらチャンスになるのかすら分かりませんでした。

しかし、

他のチャンネルの番組がつまらない時

お目当ての番組が始まるまでの時間つなぎをする時

などに、ただボーッと観ていました。

 

以前は、大物芸能人もパチンコ店で『営業』していた!

正確には覚えていませんが、10年ほど前の2010年代初頭までは、放送されていたはずです。

その頃までは、芸能人が各地のパチンコ店を訪れ、トークショーを行ったり客におしぼりを配るということをよくしていました。

いわゆる

「営業」

です。

そうした営業の際に、テレビ番組の収録を行ったりもしていたようです。

私の家の近所のパチンコ店には、

坂田利夫師匠

ブラックマヨネーズの吉田さんと小杉さん

といった、超大物芸能人も営業に来ていたそうです。

江頭2:50さんも、大阪市内のパチンコ店に営業に来ていました。

 

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コロナ禍のバッシング、パチンコ産業の斜陽化が原因?

その後、生活環境の変化などがあり、私は深夜テレビから遠ざかっていきました。

今年の6月に実家で生活するようになり、それまで自分の家では取っていなかった新聞を、毎日読むようになりました。

新聞のテレビ欄を眺めていた際、

ローカル局の深夜帯に、全くパチンコ番組が放送されていない

ことに気付きました。

やはりコロナ禍初期の「パチンコ店バッシング」が影響したのでしょうか?

芸能人側も、世間の批判やイメージ悪化を恐れ、敬遠するようになったのでしょうか?

それともコロナ禍以前から、そうした番組は姿を消していたのでしょうか?

ここ10年ほど、パチンコ業界自体が、以前に比べ売上規模が縮小していると言われています。

先細りの状況下で、ギャラを大盤振る舞いして芸能人を呼ぶのが、難しくなっているのでしょうか・・・。

 

最後に・・・。

今から2年ちょっと後の2025年には、

「大阪万博」

が開催されます。

終了後は、

「IR」(統合型リゾート)

と呼び名をカムフラージュしたカジノが誕生します(予定ですが)。

その頃にはもしかすると、芸能人が大阪湾沿いの埋立地

「夢洲」(ゆめしま)

にやって来て、スロットマシンやルーレットで対決する

「カジノ番組」

が、テレビで深夜に放送されるのでしょうか・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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