日本は
ギャンブル大国
です。
競馬、競輪、競艇、オートレースと、4種類ものギャンブルが、堂々と行われています。
それに加えて
パチンコ
も、日本各地のあらゆる地域でできます。
これだけ様々なギャンブルが可能なのに、まだカジノまで作ろうというのですから、
「日本人って、どれだけギャンブルが好きなんだ?」
と思ってしまいます。
パチンコは身近にあるギャンブル。批判されても行きたい?
最も遊技人口が多いのは、パチンコでしょう。
駅前や繁華街など、我々の身近には大抵パチンコ店があります。
好きな時に好きなだけ遊べる、気軽さが人気の主因でしょう。
2020年(令和2年)のコロナウイルス拡大初期、パチンコ店が感染拡大の温床として、槍玉に挙げられました。
多くの人の記憶に新しいはずです。
国中がコロナウイルスに怯えている最中でも、パチンコ好きの人々は行きたくて仕方がなかったのでしょう。
2020年(令和2年)12月1日現在、新型コロナウイルスはまだまだ世界中で猛威を振るっており、日本でも東京や大阪では連日300~500人の新規感染者が出ています。一時期は感染拡大の抑制に成功していた北海道でも、11月から感染者数が急[…]
深夜テレビで、『パチンコ番組』が流れていた!
私自身は、パチンコを含むギャンブルは全くしません。
ですが、一人暮らしをしていた7〜8年前までは、テレビの
「パチンコ番組」
を時たま観ていました。
皆様は、テレビの深夜枠でパチンコ番組が放送されていたのを、ご存知でしょうか?
私は、関西のテレビ局の番組を観ていました。
ただ、日本各地のテレビ局、それも旧UHFのローカル局で、同じような番組を放送していたはずです。
大阪では、テレビ大阪や兵庫県のサンテレビといった、ローカル局でやっていました。
テレビの深夜番組をザッピングしていると・・・。
私は今でこそ、テレビをほとんど観ず、日付が変わる頃までには大抵寝ています。
しかし昔は、結構夜ふかしをしていました。
深夜番組を観ると言っても、特定の番組を集中して観るというのではありません。
あちこちのチャンネルをチョコチョコ観るという
「ザッピング」
をしながらでした。
大体、火曜日か水曜日の深夜0時〜1時頃でした。
チャンネルをテレビ大阪かサンテレビに合わせると、パチンコ店で
芸能人(男性お笑いタレント+女性グラビアアイドルが定番)
二人が、同じ機種の台で、どちらが多く玉を出すかを競っていました。
有名芸能人が多数の、豪華な『買取番組』!
男性タレントは、全国区の有名人が結構多かったのに驚きました。
女性グラビアアイドルでも、そこそこ知名度のある人が多数でした。
そうした芸能人が、大阪や兵庫のパチンコ店まで出向いて来ていたのです。
番組自体、パチンコ店チェーンが単独スポンサーの、いわゆる
「買取番組」(スポンサーが番組枠を買い、自由な番組を作る)
でした。
タレントのギャラも、当然スポンサー丸抱えです。
「ギャラのかかる有名タレントを呼べるなんて、やっぱりパチンコ店は金を持ってるんだな・・・。」
と、妙に納得した覚えがあります。
『確変』など細かいことは分からないまま・・・。
前述のように、私はパチンコとは全く無縁です。
なので、「確変」だとか「スーパーリーチ」だとか、ナレーションで説明されても、どうなったらチャンスになるのかすら分かりませんでした。
しかし、
他のチャンネルの番組がつまらない時
お目当ての番組が始まるまでの時間つなぎをする時
などに、ただボーッと観ていました。
以前は、大物芸能人もパチンコ店で『営業』していた!
正確には覚えていませんが、10年ほど前の2010年代初頭までは、放送されていたはずです。
その頃までは、芸能人が各地のパチンコ店を訪れ、トークショーを行ったり客におしぼりを配るということをよくしていました。
いわゆる
「営業」
です。
そうした営業の際に、テレビ番組の収録を行ったりもしていたようです。
私の家の近所のパチンコ店には、
坂田利夫師匠
ブラックマヨネーズの吉田さんと小杉さん
といった、超大物芸能人も営業に来ていたそうです。
江頭2:50さんも、大阪市内のパチンコ店に営業に来ていました。
コロナ禍のバッシング、パチンコ産業の斜陽化が原因?
その後、生活環境の変化などがあり、私は深夜テレビから遠ざかっていきました。
今年の6月に実家で生活するようになり、それまで自分の家では取っていなかった新聞を、毎日読むようになりました。
新聞のテレビ欄を眺めていた際、
ローカル局の深夜帯に、全くパチンコ番組が放送されていない
ことに気付きました。
やはりコロナ禍初期の「パチンコ店バッシング」が影響したのでしょうか?
芸能人側も、世間の批判やイメージ悪化を恐れ、敬遠するようになったのでしょうか?
それともコロナ禍以前から、そうした番組は姿を消していたのでしょうか?
ここ10年ほど、パチンコ業界自体が、以前に比べ売上規模が縮小していると言われています。
先細りの状況下で、ギャラを大盤振る舞いして芸能人を呼ぶのが、難しくなっているのでしょうか・・・。
最後に・・・。
今から2年ちょっと後の2025年には、
「大阪万博」
が開催されます。
終了後は、
「IR」(統合型リゾート)
と呼び名をカムフラージュしたカジノが誕生します(予定ですが)。
その頃にはもしかすると、芸能人が大阪湾沿いの埋立地
「夢洲」(ゆめしま)
にやって来て、スロットマシンやルーレットで対決する
「カジノ番組」
が、テレビで深夜に放送されるのでしょうか・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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