最近、私はテレビをほとんど観ません。
観てもリアルタイムではニュースくらいで、他に興味のある番組があれば、録画して食事の時などに観ています。
嫁もほとんど観ません。
主な理由としては、
(1)つまらないと思う番組が多い
(2)インターネット閲覧やYoutube視聴、レンタルDVD鑑賞など「他の選択肢」が多数ある
です。
あくまで個人的な意見ですが、現在のテレビ界は「詰んでいる」状態です。ネット用語で言えば「オワタ」、「オワコン」というところでしょうか。はっきり言って、質の劣化が著しいです。もちろん試聴に値する番組もありますが、全体的[…]
1980~1990年代は、深夜番組が『生放送』されていた!
しかし、学生時代~20代末頃までは、私は割とテレビを観る「テレビっ子」でした。
特に
「深夜番組」
を結構観ていました。
社会人になってからも、毎日とはいかないまでも休日前の金曜の夜、土曜の夜は夜更かしして、リアルタイムで深夜番組をあれこれ観ていました。
1980年代~1990年代までは、
「生放送」
の深夜番組がたくさん放送されていました。
金曜日や土曜日の夜中にやっているものもあれば、月~金曜日の帯番組もありました。
大抵の番組は気楽に観られるバラエティー、トーク、情報番組で、真面目な番組と言えば現在も不定期で放送されている
「朝まで生テレビ」(テレビ朝日系)
くらいでした。
10代の末、土曜深夜の『エンドレスナイト』を観ていた!
私が本格的に深夜テレビを観出したのは、10代の末。
大学入試を翌年に控えた頃でした。
本来なら勉強するか早く寝るか、どちらかでなくてはいけないのですが・・・。
当時、関西地方では毎週土曜日の深夜(日付はもう日曜日)に、大阪の関西テレビで
「エンドレスナイト」
という生放送の番組を放送していました。
東京など他の地方では、フジテレビ制作の
「オールナイトフジ」
という番組を放送しており、人気を博していたらしいのですが、フジテレビの系列ネット局でありながら、関西テレビは独自の番組を作っていたのです。
「エンドレスナイト」は大体2時間~2時間30分くらいの放送で、明確な終了時刻はなかったはずです。
「ばんばん」こと歌手のばんばひろふみさん、
「ゆき姉」ことタレントの兵藤ゆきさん
のお二方がMCで、
「エンドレスギャルズ」
という全くの素人女性またはタレントの卵が10人近く、毎週初めから終わりまで登場していました。
エンドレスギャルズは、半年で全員入れ替わっていました。
大学時代、伝説の番組が末期を迎えた・・・。
大学に入ってからは時々、伝説の番組
「11PM」(イレブンPM)
を観ていました。
その頃は番組の末期で、もう故・大橋巨泉さんや故・藤本義一さんも出演なさっていませんでした。
90年代初めには
「EXテレビ」(エックステレビ)
という新番組になり、上岡龍太郎さんや島田紳助さんが司会でした。
『テレビのツボ』にドハマリ!ラジオとのハシゴも・・・。
そして1992年(平成4年)には、大阪の毎日放送(MBS)で月~金曜日の深夜に
「テレビのツボ」
という1時間の生番組が放送開始となりました。
上岡龍太郎さんの弟子である、
「ぜんじろう」
さんがMCに抜擢され、若き日の大桃美代子さんが月~水曜日のアシスタントでした。
毎日、その日の各局のテレビ番組で面白かったものを、
「チャンネルくん」
と呼ばれる10人ほどの男女(ほとんどはタレントの卵)が、フリップに絵や文を書いて紹介するコーナーがありました。
その中の一人が、後に吉本新喜劇で大ブレイクし、全国的スターになる
「藤井隆」
さんでした。
当時まだ大学生だった私は、ほとんど毎日「テレビのツボ」をリアルタイムで観ていました。
卒業して社会人になっても、しばらくは時々最後まで(午前2時近くまで)観ることがありました。
MBSはラジオで名物番組
「ヤングタウン」
放送していましたが、午前1時まででした。
「テレビのツボ」は午前0時50分から放送開始でしたので、「ヤングタウン」を聴いてから「テレビのツボ」を観るハシゴもできたのです。
最近は、若い世代を中心として「テレビ離れ」が進んでいます。テレビで放送される番組が急激につまらなくなっていること及び、ネットサーフィンやSNS、Youtubeに時間を費やす人が増加していることが大きな原因です。そんな中、「ラ[…]
21世紀に入ると、生の深夜番組がどんどん消えて行った・・・。
しかし、1990年代末頃から、そうした深夜の生番組がどんどん姿を消して行きました。
帯番組どころか週一回の番組も次々となくなり、録画番組へと代わって行きました。
2021年(令和3年)現在、夜の生番組と言えばニュース番組くらいです。
なぜ深夜の生放送テレビが消えて行ったのでしょうか?
最大の理由はやはり
「制作費の削減」
でしょう。
生放送は、手間もお金もかかります。
出演者・スタッフの人件費も結構かかるはずです。
21世紀になっても、日本はまだ不況から脱却できていません。
テレビ局の制作費も、年々縮小していると報じられています。
また、どれだけ人気を得ても視聴率的には限界があります。
さらに、最初に書いたように、インターネットという協力なライバルが存在します。
無理して深夜枠で生放送の番組を制作する必要は、全くないのでしょう・・・。
最後に・・・。
私自身も年齢を重ね、夜更かしするのが体力的にきつくなっています。
今後もし、面白そうな深夜番組が生放送で始まっても、リアルタイムではなく、録画して後から観ることになるでしょう・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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