2021年(令和3年)7月21日(水)に男子サッカーの試合が行われて以降、
「東京2020」(2021年なんですけど・・・)
の話題がテレビ・ラジオなどをほとんど埋め尽くしています。
前週まではあれだけ強行開催に否定的だったマスメディアは、手の平を返したように朝から晩まで五輪の話や中継ばかり。
「人間って、こうもコロッと態度を変えられるものなんだ・・・。」
と、言葉を失ってしまいます。
8月8日(日)の閉会式までは、テレビの通常放送はほとんど休止になります。
日本国民全員がスポーツ観戦に熱中するわけもなく、そうした人たちにとっては
「テレビを点けても、何も観るものないな・・・。」
という感じでしょう。
我々夫婦は、テレビはほとんど観ない。つまらないから!
私も嫁も、今までのブログで書いてきましたが、現在はテレビをほとんど観ません。
観る番組も、ほとんどは録画して後日食事しながらという具合です。
テレビを観ない理由は至極単純。
「面白くないから。」
の一言に尽きます。
ドラマ、バラエティー、歌番組、さらには報道番組までも、内容の質が著しく劣化しています。
学芸会レベルのドラマ、パターンが定型化したバラエティー、アイドルグループの口パクを平気で流す歌番組、忖度と偽善と美談の押し売りばかりのニュース・・・。
また、ほとんどの番組のターゲット試聴者層が
「10代~20代」
に大きく偏っているのも、我々40~50歳代の夫婦をテレビから遠ざける大きな要因となっています。
昔のテレビは、時間帯により『大人向け』『子供向け』のメリハリをつけていた!
私は50歳過ぎのおっさんですが、昔の記憶を辿ってみると、テレビは時間帯によって
「メリハリ」
がはっきりしていました。
朝7~8時頃までは今とさほど変わりませんが、8~10時頃まではワイドショー、それから12時近くまではドラマの再放送が多かったと思います。
お昼12時~3時頃まではまたワイドショー、それから午後6時くらいまではドラマや子供向け特撮・アニメ番組の再放送などが結構多かったのです。
現在のように、半ばバラエティー化したワイドショーや、夕方4時近くからのニュース番組(情報番組に近くなっています)が各局で延々と流れることはありませんでした。
夜7~8時台までは
「子供・若者の時間」
として認識されていました。
そして夜9時以降は、
ドラマにしろ歌番組にしろ、
「大人の時間」
でした。
いわゆる「ジャリタレ」たちによる、薄っぺらい内容の番組の出る幕はありませんでした。
大人の鑑賞に耐え得る番組が、午後11時頃まで続いていました。
最後に・・・。
テレビ局やテレビ関係者が、本気でネット番組などに脅威を感じているのなら、今のような
「とにかく若い世代に媚びた」(裏返せば、若者たちをバカにしているのですが・・・)
番組作りから脱却すべきです。
夜9時以降は、
ちゃらけたラブコメ、人気マンガの下手な実写版ドラマ、同じ顔ぶれで予定調和となっているバラエティーは全て追放。
ハードな内容のドラマや、「本物の歌手、アーティスト」だけが登場する歌番組しか放送しないくらいの
「荒療治」
が必要でしょう。
今の世の中、地上波テレビなどなくても、娯楽などいくらでも存在するのですから・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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