「そうだったのか」的なテレビは、肝心な部分を省いている!

こんにちは。husband(@kumafumoblog)です。

2021年(令和3年)も4月に入り、テレビ番組は「春の改編」で大きく様変わりしました。

ニュース番組やワイドショーでキャスターがよく口にする

「様々な話題を分かりやすくお届けしていきます。」

という台詞は、皆様もお聞きになられたことがあるでしょう。

この

「分かりやすく」

という言葉が、私は以前から大嫌いです。

「わざわざキャスターが分かりやすく伝えようとしてくれているのに、何の文句があるんだ?」

というお叱りの声が届きそうです。

しかし、次に挙げる二つの理由から、私は「分かりやすく」と言われるとカチンと来てしまいます。

 

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視聴者は、世の中を知らない存在なのか?

まず第一の理由は、

「ニュースやワイドショーを観る人間は、世の中の出来事が難しくて分からない。」

という前提に立って番組を制作している、作り手側の姿勢がイヤだからです。

もちろん、全ての分野の事柄を100%完全に理解できる人間など存在しません。

しかし、ある程度人生経験を積んだ一般の人なら、それほど噛み砕いて

「アホに物事を教える」

ように教えてもらわなくとも、普通に報道されれば大体の内容は把握できるはずです。

「上から目線」で「教えてあげますよ。」みたいに言われると、腹が立ちます。

 

キャスターがよく理解できてないことも・・・。

また、キャスターの中には

「この人、このニュースの内容、あまり分かってないよな。」

と、視聴者が見抜いてしまうレベルの人も、割と多く存在します。

視聴者の方が

「自分の方がこの人よりは物を知っている。」

と思ってしまうような人が「分かりやすく」と言っているのを聞くと、

「アンタこそ、まずちゃんと理解しろ!」

と言いたくなります。

まるで、政治家がよく使う

「丁寧な説明」

のような感じです。

 

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分かりやすくするために、大事な部分が省略される!

第二の理由としては、

「難しいニュースを分かりやすくしようとして、本質的・重要な部分を省略してしまいがち」

である点が挙げられます。

ニュースやワイドショーだけでなく、バラエティー番組でも

「ニュース そうだったのか!」

などの番組が人気を博しています。

テレビや新聞などで話題になっている事象を、芸能人などに解説していく形式です。

普段ニュースに全く関心のなさそうなタレントにも理解できる所が売りです。

なるべく多くの人に興味を持ってもらう手段としては、工夫を凝らしていると言えます。

しかし、「分かりやすさ」が優先されるために、それぞれの事象の根本的な部分、つまり

「最も重要だが、最も分かりにくい部分」

が説明されない、またはされても表面をなぞるだけ、という場合が多過ぎると感じます。

世の中の出来事は全てが

「簡単に分かる」

事ばかりではありません。

「非常に分かりにくい」

複雑な事象は無数にあります。

どれだけ詳しく丁寧に教えられても、

「難しいものは難しい」

ことに変わりはありません。

 

視聴者に詳しく知る『きっかけ』を与えるのがテレビの役割では?

テレビで観たニュースの内容がよく分からなければ、新聞や書籍、インターネットなどの他の媒体でより深い情報に当たってみて、少しずつでも理解を深めるというのが、王道ではないでしょうか。

そういうプロセスに視聴者を導くような報道が、テレビの本来の役割だと思います。

「このニュース、この番組を観れば、世の中の動きが分かります!」

というような番組作りの姿勢では、真実を伝えるどころかどんどん真実から遠ざかっていく結果となってしまいます。

 

視聴者も、お手軽に知識を得たいと考えがち!

今まで作り手側の問題について書いてきましたが、我々視聴者側の意識にも大きな問題があります。

苦労せず簡単に

「分かった気」

になりたがるのは、我々現代人の悪い特徴です。

書店でも、

「マンガで分かる名作文学」

「高校英語を2時間でおさらい!」

のようなお手軽本が多数売られています。

少し冷静に考えれば、そんな本を読んだだけでは何も分からないと結論付けられるはずです。

しかし、そうした本がそこそこ売れてしまうのが現実です・・・。

 

最後に・・・。

個人的には、世の中の事柄を色々知りたければ、本をできるだけ沢山読むのが最善の方法だと考えます。

小説、ノンフィクション、マンガ、実用書など何でも構いません。

本を読むと、そこからさらなる興味が湧いてきます。

そこでテレビや新聞、インターネットなどで新たな知識を吸収していくのが、一番効果的かつ効率的な方法だと思います。

そうすることで、肝心な部分を飛ばすことなく、しっかりした知識を身につけられるはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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