学研ムー「あなたの怪奇ミステリー体験」再単行本化希望!

昨年のブログで、学研ムー編集部監修の「英単語集」を取り上げました。

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学研の月刊「ムー」と言えば、創刊40年を超える老舗雑誌です。学研という超おカタい出版社にもかかわらず、心霊、UFO、UMA(未確認生物)、古代文明、陰謀論、秘密結社・・・などなど、オカルト的なテーマを専門に扱う、マニアックな雑誌とし[…]

同僚たちの立ち話

「学研ムー」

をご存知ない方のために説明すると、ムーは1979年(昭和54年)に創刊された月刊誌です。

UFO・心霊・都市伝説・UMA(未確認生物)など、いわゆる「オカルト系」ネタを扱っています。

それも、学習雑誌で知られる学研から出版されています。

今でこそ類似のオカルト系書籍が多数出版されていますが、ムーは40年の昔からブレることなく、オカルト一筋の路線を貫いてきました。

 

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親戚の家で初めて読んだムー。その頃から続く長寿コーナーが・・・。

小学生の頃に、親戚の家で年上の従兄に読ませてもらったのが、私のムーとの初めての出会いでした。

ムー創刊当初から現在も続く長寿コーナーであり、私が一番興味を惹かれたのが

「わたしのミステリー体験」

でした。

ムーの読者から寄せられた心霊体験や怪奇体験が、毎号2~3話掲載されており、それは2021年(令和3年)現在も変わっていません。

私の小学生時代は既に、中岡俊哉先生や平野威馬雄先生などの怪談本が多数出版されていました。

しかし、一般人の心霊・怪奇体験が前面に出て来たのは、ムーが初めてではないでしょうか。

 

『わたしのミステリー体験』は以前に単行本化されていた!

1980年代には、ムーに掲載された話から選りすぐられたものが、書籍としてまとめられ出版されました。

本のタイトルはズバリ「わたしのミステリー体験」です。

確か第四弾まで出版され、私も全巻買って読んでいました。

数年前に断捨離するまでは、30年以上実家の本棚に残っていました。

ネット経由で古本業者に売却しましたが、予想より高い値段が付いて驚いた記憶があります。

最後に出版されてから約30年、ムーでは毎号連載が続いていますが、書籍としては発行されないままでした。

 

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40年近くの連載から厳選された単行本が発売された!

ところが2018年(平成30年)、学研ムー・スーパーミステリー・ブックスから

「ムー実話怪談 『恐』選集」

という本が出版されました。

選者の吉田悠軌さんは、怪談サークル「とうもろこしの会」を主宰なさっており、テレビ、書籍、DVD、Webと多方面で活躍中の怪談師・怪談作家です。

その吉田さんが、過去にムー「わたしのミステリー体験」に掲載された話からピックアップした話を集めた本です。

本の途中には、吉田さんの体験談などを綴ったコラムも収録されています。

本編の心霊・怪奇話も怖くて面白いのですが、巻末のインタビュー記事も非常に興味深いものでした。


 

 

コーナー発足以来、たった一人のライターが選定・修正を行っていた!

読者からの投稿が一言一句変わらず、そのまま掲載されることはまずありません。

プロのライターが語句や文章、構成に訂正・手直しを加えた上で掲載されます。

「わたしのミステリー体験」は、2018年時点で40年近くの歴史を持つコーナーです。

当然何人ものライターが選定・修正に携わり、延べ人数では数十人またはそれ以上になると思い込んでいました。

実はコーナー開始当初から、たった一人のライターが、今まで全ての号の選定・修正作業を行っていたのです!

その「伝説のライター」に吉田さんがインタビューを行い、今までの歴史や作業の様子などを聞いています。

詳しい内容についてはここでは書きませんが、ムーの愛読者のみならず怪談マニアにとっても、「実話怪談の歴史」に関する貴重かつ興味深い事柄を教えてくれる、

「歴史資料」

だと言っても差し支えないでしょう。

 

最後に・・・。

現在までのところ、ムーからこういった

「怪談コンピレーションアルバム」

本の第二弾は出版されていません。

ぜひとも出版して欲しいです。

更に言えば、「わたしのミステリー体験」を再び書籍化し、定期的に出版してくれるよう希望します。

現在は多くの怪談師やライターが実話怪談本を発表しているので、学研としては特に書籍化する必要なしと考えているのかもしれません。

しかし「わたしのミステリー体験」には、プロの書いた作品とはまた違った趣や怖さ、不思議さを持つ話が結構あります。

他の書籍よりクオリティーの点で劣るとは、個人的には思いません。

学研及びムー編集部には、ご英断をお願いしたいところです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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