1990年代、伝説のラジオ番組「誠のサイキック青年団」で、ある怪談(どちらかと言うと都市伝説に近い)が語られました。
大阪の地下鉄の運転士になるのは難しい!
大阪市営地下鉄(2019年(平成31年)4月に「大阪メトロ」に名称変更)は、当時7路線(現在は8路線)あり、総運行距離も非常に長いです。
地下鉄の運転士になるための試験は大変な難関で、数回受けてやっと合格できるくらいのレベルだそうです。
そして、合格してからも研修を長期間受講します。各路線ごとに分厚いマニュアルがあり、駅ごとの細かい特徴なども記載されているそうです。
駅の数も多く、カーブや信号、駅付近など、目視で安全確認を行う地点は無数と言っていいほどです。
マニュアルに書かれるべきことが書かれていない?
そのマニュアルの中で、ある路線の駅付近のある地点については、本来は必ずすべき、目視による安全確認への言及が全くなされていないそうです。
運転士試験に合格して研修を受けている人間なら、誰でも必ずおかしいと気付くらしく、毎期その部分の授業では、
「この地点では、目視による安全確認はしなくてもいいんですか?」
という質問が出るそうです。
しかし、教官は「ここは、その必要はない。」と言うのみで、詳しい理由などは一切説明しないとのことです。
地下鉄の運転士がその地点に差し掛かった時に、目視で安全確認したら、
一体何が見えるのでしょうか?一体何が起こるのでしょうか?
ラジオでは、そこまでは話されませんでした。
最後に・・・。
最近、この話についてインターネットで検索してみたところ、ある掲示板に「サイキック青年団」に関する書き込み(10年以上前のものですが)がありました。
そこでは、問題の地点は
「9文字の駅名」の駅のホーム近く
であると書かれていました。
真偽の程は不明で、我々部外者には確かめようもありません。
そうであるが故に、怪談あるいは都市伝説として、長きにわたり語り継がれるのでしょう。
しかし、その駅や路線を利用している乗客にとっては、「知らぬが仏」でしょう・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。