「状況証拠」英語で何と言う?試験に出ない英語手帳(第99回)

日本を含め、世界中で人気のあるテレビドラマのジャンルは、

「刑事ドラマ」

でしょう。

刑事ドラマで頻繁に登場する用語の中に、

「状況証拠」

があります。

 

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容疑者浮上も、確実な証拠が・・・。

ある人物が容疑者として浮上するが、犯行を裏付ける確実な証拠、つまり

「物的証拠」

がどこにも見つからない。

しかし、犯行当時の様々な状況を照らし合わせると、その人物以外に犯人は考えられない・・・。

こうした展開は、刑事ドラマではよくあるパターンです。

この「状況証拠」、英語ではどう表現するのでしょうか?

 

『証拠』の重さにより、表現に違いが!

まず

「証拠」

ですが、和英辞典で通常出て来るのは、

「evidence」évədns(米国英語)évdèns(英国英語)

「proof」prúːf(米国英語)pru:f(英国英語)

の二つです。

大修館書店 ジーニアス和英辞典によると、「evidence」は

推論や主張の根拠になるデータとしての「証拠」

を指します。

「事実であるとまだ完全に証明されているわけではない」

という含みが込められることが多いそうです。

そうした「evidence」を積み重ねたものが「proof」となります。

ある事柄が事実であることを示す、説得力のある「証拠」

を意味するとのことです。

そうなると、「状況証拠」の「証拠」は「evidence」の方が相応しいようです。

 

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『状況』はどの単語を選ぶ?

次に「状況」ですが、和英辞典ではいくつもの単語が候補として出て来ます。

日本語でも、「状況」のことを「シチュエーション」と表現されることは多々あります。

そのため、

「状況」= 「situation」sìtʃuéɪʃən(米国英語)ˌsɪtʃu:ˈeɪʃʌn(英国英語)

と連想なさる方は多いかもしれません。

しかし、残念ながら正解ではありません。

「circumstance」sˈɚːkəmst`æns(米国英語)ˈsɜ:kʌˌmstæns(英国英語)

を使うのが正解です。

大修館書店 ジーニアス英和辞典によると、「circumstance」には

①(周囲の)事情、状況、境遇

②(経済的な)生活状態、境遇

など複数の意味があります。

上記①は、まさに適切です。

「circumstance」のままではなく、形容詞形の

「circumstantial」s`ɚːkəmstˈænʃəl(米国英語)səːkəmˈstanʃəl(英国英語)

を用います。

以上より、「状況証拠」を英語で表現すると

「circumstantial evidence」

となります。

 

『物的証拠』の表現は色々ある!

ちなみに、「物的証拠」については

「physical evidence」

「real evidence」

「material evidence」

「material proof」

などの表現があります。

 

最後に・・・。

いかがだったでしょうか?

日本語では普通に使っている言葉でも、いざ英語にしようとすると、なかなか適切な表現が浮かびません。

そうした言葉について

「これって、英語ではどう言うのかな?」

と調べるように習慣付けると、英語の語彙力が向上するはずです。

ただ、品行方正な私生活を送っていれば、警察から「状況証拠」や「物的証拠」をあれこれ調べられる立場には陥らないと思います・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。