こんにちは。husband(@kumafumoblog)です。
「forensic」・・・?
「レーシック」なら知ってるけど・・・。
残念ながら視力矯正とは無関係です。
日常生活ではほぼ使うことがない単語です。
あまりボケる余地もないので、さっそく説明に入ります。
『forensic』は、主に警察・裁判関連の用語!
「forensic」は日本語で
(1)犯罪科学の、法医学の (2)法廷の (3)弁論の
を意味します。
発音記号は[fərénsɪk(米国英語), fɜ:ˈensɪk(英国英語)]、あえてカタカナ表記すれば「ファレンスィク」となります。
(1)の意味では
forensic medicine 「法医学」(または forensic pathology)
forensic science 「(警察の)科学捜査」
などが代表例として挙げられます。
ちなみに、forensic の語尾に -s が付いて
「forensics」
となると、「科学捜査」や「(裁判の)証拠収集」という意味になります。
do[conduct, carry out]forensics research(analysis)
は、「法医学的研究(分析)を行う」と日本語訳されます。
滅多に見かけない用法もある!
(2)の意味で用いられた文章については、個人的にはほとんど見かけたことがありません。
Web辞書では、
forensic problem 「法廷問題」 forensic psychiatry 「司法精神医学」
などの熟語が紹介されています。
(3)の意味で使われている文章は一度も見たことがなく、この意味の存在自体も知りませんでした。
Forensic Club 「スピーチクラブ」 や、forensic abilities 「弁論能力」くらいしか例もありません。
最後に・・・。
アメリカやイギリスでは小説や映画・テレビドラマで警察もの、法廷ものは人気のジャンルであり、多数の作品が新しく出てきます。
その中でも、科学捜査班が活躍したり、法医学者が主人公という作品は結構たくさんあります。
今回紹介した「forensic」絡みの語彙を増やしていただくと、そうした作品をより一層楽しめると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。