「obesity」ってどういう意味?どのシティー?試験に出ない英語手帳(第40回)

「obesity」・・・?

様々なカタカナ語が氾濫している日本でも、この言葉が使われている場面は全く記憶にありません。

あるWeb辞書では「英検1級レベル」となっていました。

綴りからも、意味の類推が困難です。

「~sity」とありますが、どこかのシティー(町)?

残念ながら、シティーは「city」です。

名詞だということは想像できますが・・・。

 

『obesity』は、『fat』よりもデブの程度が強い!

この単語については、小ボケを挟む余地がありませんので、早速答えを発表します。

「obesity」[oʊbíːsəṭi(米国英語)əʊbíːsəṭi(英国英語)]は日本語で「肥満」を意味する名詞です。

「肥満である」という形容詞は、「obese」[oʊbíːs(米国英語)əʊbíːs(英国英語)]となります。

「肥満である」=「太っている」

なので、「fat」を思い浮かべる人が多いはずです。

しかし、「obese」は

「太り過ぎの」、「でっぷり太った」

という感じであり、病的であるというニュアンスを含みます。

「obesity」も「(病的な)肥満」を表しています。

医学関連の文章では、「fat」ではなく「obese」や「obesity」が用いられるのが通常でしょう。

 

 

『obesity』は様々な病気の根源となる!

最近は日本人にも肥満体型の人が増え、肥満から派生する様々な病気が社会問題となっています。

しかしアメリカでは、日本よりはるかに深刻な問題となって久しい状況です。

obese adult(肥満成人)、obese children(肥満児)が国中に溢れ、diabetes(糖尿病)や
myocardial infarction(心筋梗塞)や cerebral apoplexy またはstroke(脳卒中)の原因となるため、医療費も膨らむ一方です。

 

映画・ドラマなどでは、アメリカ人は太る物ばかり飲み食いしている!

しかし、アメリカの映画・ドラマでは登場人物が巨大なハンバーガーやドーナツ、ポップコーンを大量に食べています。

MLBの野球中継では、観客がバカでかい紙コップ何杯もビールや炭酸飲料を飲みながら、試合を観戦しています。

そうした場面を目にするたびに、

「これじゃアメリカ人の肥満は改善するわけないよな・・・。」

と思ってしまいます。

 

最後に・・・。

日本語に「腹八分目」という言葉がありますが、英語では

「Eat until you are 80% full.」(80%満腹になるまで食べなさい。)

と表現するそうです。

しかし、

「Easier said than done.」(言うは易し行うは難し。)

です。

飽食大国アメリカで、「obesity」と無縁で生きるのはかなり難しそうです・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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