このブログでは
「飲み物あれこれ」
というカテゴリーを設け、果汁100%ジュースや炭酸飲料に関する記事を、今まで50本近く書いてきました。
ただ、その中のかなりの商品は、既に市場から姿を消しています。
ほとんどの飲み物はすぐに消える、厳しい世界!
市場には毎日、様々な新発売の飲み物が登場します。
しかし、売上が好調で製造・販売され続ける商品は、その中のごく一部に過ぎません。
残りの大多数は、早ければ1年経たずに店頭から消えてしまいます。
個人的には、5年くらい販売されれば、ドリンクとしては成功の部類に入ると思います。
清涼飲料の世界は、我々の想像よりもはるかに厳しい世界です。
サントリー『Gokuri』は、発売20周年!
皆様は
サントリー「Gokuri」
という飲み物をご存知でしょうか?
最近はTVコマーシャルを全く見かけませんが、2022年(令和4年)2月現在もスーパーやコンビニなどで売られています。
発売開始が2002年(平成14年)だそうで、2022年はちょうど
発売20周年
を迎えます。
途中で新フレーバーの追加などは行われていますが、一つの飲料ブランドが20年も生き残るのは、珍しいことです。
メガヒット緑茶『伊右衛門』よりも古い!
サントリーと言えば、緑茶ドリンクのメガヒット商品
「伊右衛門」
缶コーヒーの定番商品
「BOSS」
瓶入り炭酸飲料
「デカビタ」
が有名です。
ですが、「BOSS」や「デカビタ」(共に1992年(平成4年)発売開始)は別格として、2004年(平成16年)発売開始の「伊右衛門」よりも
「Gokuri」の方が実は歴史が古いのです。
上記3種のようなブランド力こそないものの、スーパー・コンビニやネット通販で普通に買えるということは、一定以上の確実な売上を積み重ねている証拠でしょう。
現在は3つのフレーバー!元祖はグレープフルーツ!
2022年2月現在、
「グレープフルーツ味」
「ふんわりピーチ味」
「秋ぶどう味」
の3種類が、400mlアルミボトルで発売されています。
「グレープフルーツ味」に関しては、缶でも販売されています。
私は、「グレープフルーツ味」しか飲んだことがありません。
3種類の中では、果汁が22%と最も多いです。
そして、グレープフルーツの果実繊維(果肉)も結構入っています。
私の世代は子供の頃によく
「つぶつぶみかん」
などのジュースを飲んでいたので、果実繊維入りには弱いのです(私だけ?)。
果汁100%ではないので、グレープフルーツの酸味はあまり強くありません。
しかしその分、まさしく「ゴクリ」と飲めます。
運動や外出の後に飲んでも、スッキリした口当たりなので、飲みやすいです。
久し振りに買ってみると・・・?
10年ちょっと前までは、結構高い頻度で「Gokuri」を飲んでいました。
しかし、ここ2〜3年ほどは遠ざかっていました。
先日、久し振りに近所のスーパーで「Gokuri グレープフルーツ味」を買ってみました。
家に帰り、一旦冷蔵庫で冷やそうと手に取ると、
「あれ?」
と思いました。
味がリニューアルされている?
パッケージデザインは青色中心で、アルミボトルの真ん中に黄色のグレープフルーツが描かれています。
以前と変わりありません。
しかし、その下にある
「Grapefruit」
の真下に
「Pink & White」(Pinkは赤色、Whiteは黄色)
と書かれています・・・。
普通に考えれば、通常のグレープフルーツとピンクグレープフルーツの両方を使っているということでしょう。
しかし、サントリーの公式Webサイトには、その辺りの説明は全くありませんでした・・・。
最後に・・・。
これから春になり、暖かくなってくると、外出時に喉も渇きやすくなります。
「Gokuri」のアルミボトルには当然キャップがあり、持ち運びしやすいです。
カバンの中に入れやすい大きさ(400ml)でもあります。
外出時のお供にいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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