このブログに記事を書き始めてから、
「そう言えば、昔飲んでたあの飲み物、まだ売ってるかな?」
などと思い返す機会が増えました。
今はインターネットですぐに調べられるので、検索してみると販売終了となっていたり、メーカーが他社に吸収されてブランドだけはそのままだったりと、色々な変化が私の気付かないうちに起こっていたりします。
市場から消えたと思っていた商品が生き残っていると、何だか嬉しくなります。
反対に、気に入っていた商品が消えてしまっている事実を知ると、全くの第三者ながらションボリしてしまいます・・・。
近所のスーパーに、イタリアのミネラルウォーター『ウリベート』が!
今回ご紹介するイタリア産のミネラルウォーター「ウリベート(ULIVETO)」は、上記で言えば後者のケースに当たります。
7~8年前になるが、家の近所のスーパーには輸入物の飲食品も結構置いてありました。
飲料水のコーナーにも、他のスーパーやコンビニには置いていないミネラルウォーターが色々売られていました。
有名なところではフランスのペリエ、同じくフランスのコントレックス、ドイツのゲロルシュタイナーです。
その中に「ウリベート」も置かれていました。
緑色のペットボトルで、ラベルにはイタリア語に混じって日本語の文章も書かれていました。
そこに置かれていたミネラルウォーターはヨーロッパ産の商品が多く、ほとんどが炭酸入りの水です。
また、硬度(マグネシウムなどミネラル類の含有量)が高いものが多いです。
日本の水や、フランスのボルヴィック、アメリカのクリスタルガイザーなどは、ミネラル類の少ない「軟水」ですが、その店の輸入ミネラルウォーターは「硬水」がほとんどでした。
「ウリベート」も硬度が約600というバリバリの硬水でした。
硬水に苦手意識があったが、『ウリベート』はおいしく飲めた!
硬水についてはそれまでに一度しか飲んだことがなく、そのブランドは口に合わなかったので、硬水には苦手意識がありました。
しかし「ウリベート」は、500mlで税込み約120円くらいで売られていて、安かったのです。
また、「サッカーイタリア代表のオフィシャルミネラルウォーター!」というラベルの宣伝文句につられ、とりあえず二本買って帰りました。
そして、風呂上がりに飲んでみました。
以前飲んだブランドの水より、はるかに口当たりが良く、硬水なのにあまりザラついた感じがしませんでした。
炭酸もそれほど強くなく、ちょうどいい頃合いでした。
「意外とおいしい!」
気を良くした私は、それ以降時々近所のスーパーで「ウリベート」を2~3本買っては飲んでいました。
1年くらいすると、『ウリベート』がスーパーの棚から消えた!
ところが1年くらいすると、そのスーパーの売場から「ウリベート」が消えてしまったのです・・・。
他のブランドの商品はほとんど残っていたのに、なぜ私のお気に入りの「ウリベート」は売られなくなったのでしょうか?
それ以降、他のスーパーなどでも探しましたが、ついに「ウリベート」を見付けることはできませんでした。
最近、ネット通販で販売されているか調べてみると・・・。
そして最近、2020年の年末近くになり、飲み物に関するネタを考えていた時、「ウリベート」のことを急に思い出しました。
確か、コーヒーや紅茶で有名な「片岡物産」が日本での代理店だったはず。
ネット通販、たとえばAmazonやYahoo!ショッピングなどでケース販売しているだろうと考えていました。
ところがネットで調べてみると、ことごとく
「現在品切れ」
「再入荷予定なし」
のような表示ばかり。
「もしかして、日本での販売が終了したのか?」
と思い、さらに調べてみました。
すると、
「輸入元の販売契約終了が近く~」
という説明文が書かれてある通販サイトのページを見つけました。
どうやら、片岡物産の代理店契約が終了したようです。
他の通販サイトのレビューを見てみると、2018年(平成30年)の日付があったので、2年前くらいまでは通販で購入できたようです。
最後に・・・。
「もう『ウリベート』は日本では飲めないのか・・・。」
そう思うと、ちょっとガッカリしてしまいました。
商品そのものが製造・販売されなくなってしまうなら、まだ諦めもつきます。
しかし、本場イタリアでは今も普通に売られ、飲まれていることを思うと、非常に残念です。
こうなったら、イタリアからケース買いで個人輸入してやろうかと考える今日この頃です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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