スーパーに行くと、大抵の店で
「森永マミー」
が牛乳などと同じコーナーで売られています。
1965年(昭和40年)に森永乳業から発売されて以来、60年近く売れ続けているロングセラー商品です。
子供の頃お飲みになられた方も多いでしょう。
最近の若い世代も、「マミー」を飲んで育ってきたはずです。
乳酸菌飲料の巨人、ヤクルトと張り合ってきた!
マミーは「乳酸菌飲料」です。
乳酸菌飲料と言えば、日本では100%に近い人が真っ先に
「ヤクルト」
を思い浮かべるはずです。
飲み切りサイズの小さな容器がトレードマークで、スーパーなどでは6本入りパックで売られています。
また、「ヤクルトレディー」の女性が色々な企業の事務所を訪問し、ヤクルトなどを売っているのもおなじみの光景です。
しかし、マミーも60年近く、ヤクルトという巨人の向こうを張って頑張って来ました。
マミーの紙パック900mlタイプ及び牛乳ビン180mlタイプについては、
「生きてる乳酸菌入り」
「人口甘味料不使用」
「ミルクカルシウム入り」
という三つの「売り」があります。
なお、紙パック200mlの「マミーL」には人工甘味料を使っており、乳酸菌とミルクカルシウムも入っていません。
マミーは子供限定ではないが・・・。
森永乳業のWebサイトを見てみると、マミーは子供限定とは全く書いていません。
しかし、「マミー」という商品名や、
「マミーレオ」
「ジラッフィー」
「ピョコリーナ」
など動物をモチーフにしたキャラクターがパッケージなどに登場することから、やはり主なターゲット層は幼児(2歳くらい?)~小学生(ギリギリ高学年?)だと思われます。
少なくとも、50歳台男性は含まれていないと思います・・・。
子供の頃よく飲んだマミー。しかし、成長するにつれ・・・。
私が子供の頃、既にマミーは発売されており、結構よく飲んだものです。
まだ炭酸飲料はそれほど飲ませてもらえない時期であり、両親も、糖分の多いジュースよりは身体に良いと思って買っていたのかもしれません。
しかし、成長するにつれて、マミーからは遠ざかってしまいました。
他の飲み物を色々飲むようになり、マミーの甘さに満足できなくなったのも一因です。
また、マミーは子供の飲み物だという先入観に支配されたという面もあります。
数年に一度、マミーを飲みたくなる周期が訪れる!
ただ、私の人生の中では、成人してから5~10年に一度、マミーを無性に飲みたくなる周期が訪れるのです(笑)。
スーパーやコンビニでは、紙パック900mlタイプは普通に買えます。
そういう周期には仕事帰りなどに買います。
しかし、30~40歳代になると、買い物カゴにマミーの紙パックを入れているのが気恥ずかしくなります。
そんな時は
「家族に頼まれて買うんですよ。」
オーラを出すようにしていました。
そして、50歳を過ぎてしばらくした先月末のこと。
また
「マミーが飲みたい!」
周期が巡って来たのです。
今回は近くのスーパーに嫁と一緒に行き、精算は嫁がしてくれたので、「頼まれて買う」オーラを出す必要はありませんでした(笑)。
最後に・・・。
翌日の午前中、久しぶりにマミーをコップに入れて飲んでみました。
ヤクルトよりも甘酸っぱさが強いのは引き続き変わらず、
「そうそう!これがマミーなんだ!」
と年甲斐もなく喜びました。
「森永マミー」には、発売100周年を迎えるまで売れ続けて欲しいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。