「コストコ(Costco)」
に行ったことはなくても、名前は知っているという方は多いでしょう。
アメリカ発祥の、いわゆる
「安売り店チェーン」
です。
大きな特徴としては
(1)年会費(税込4,880円)を払って会員になる必要がある
(2)全国全ての都道府県に進出しているわけではない
(3)店舗(〜倉庫と呼ばれている)が巨大で、駐車場の面積も広い
(4)飲食料品や日用品のサイズが異常なまでに大きい。
(5)缶やペットボトルの飲料は、1〜2ダース単位で売られている
が挙げられます。
トイレットペーパーとキッチンペーパーは超定番!
私の実家の近所(車で15分ほど)にコストコがあり、私も両親(二人とも会員)に同伴して訪れたことが度々あります。
コストコの商品の中で、我が家で最も重宝していたのが
トイレットペーパーとキッチンペーパー
です。
両方とも、コストコのプライベートブランド
「Kirkland Signature」
の商品です。
トイレットペーパーは、6ロール1パックを4つ、合計24ロール(2ダース)を大きなビニール包装で1単位にしています。
青色のパッケージで、非常に目立ちます。
一方、キッチンペーパーは12ロール(1ダース)を、同じくビニール包装で1パックにしています。
薄い緑色のパッケージで、これまた目立ちます。
私の両親は定期的に買い出しに行っており、我が家の分も買ってくれています。
サイズはデカイが、品質は優秀!
両方とも、サイズはいかにもアメリカンな感じの大きさです。
トイレットペーパーは、紙の幅もロールの太さも、日本の一般的な商品よりかなり大きいです。
そのため、市販の予備トイレットペーパーホルダー(使用するペーパーのホルダーに被せる布製のもの)には入りません。
我が家では、ホルダーの下の床に置いています・・・。
キッチンペーパーも、近所スーパーで売られている商品より、1シートの大きさが格段に大きいです。
そしてロールの太さも、倍以上違います。
家の中で置き場所に困るという難点はありますが、
品質は大変優れています。
最初に買って使う際は、
「外国のトイレットペーパーやキッチンペーパーって、日本人に合うのかな?」
と少し心配でした。
しかし、いざ使ってみると、その心配は吹き飛びました。
嫁も私も、愛用していました。
久しぶりにコストコに行くと、キッチンペーパーが・・・。
つい先日、所要で実家へ夫婦で行った際、久しぶりにコストコへ連れて行ってもらいました。
ちょうどキッチンペーパーの在庫を使い切り、トイレットペーパーも残り2ロールでした。
両方購入すべく、嫁と私はコストコ名物の大型ショッピングカートを押して、日用品売り場へと向かいました。
トイレットペーパーの方はすぐに見つかり、1パック(2ダース分)をカートに入れました。
ところが、今まではすぐ近くに並べられていたキッチンペーパーが、全く見当たりません・・・。
嫁も私も周りをキョロキョロ見回しますが、あの特徴的な薄緑色のパッケージが見つかりません。
全く別のキッチンペーパーが積まれていた!
落ち着いてもう一度見てみると、12ロール1パックのキッチンペーパーが、山積みされていました。
ただ、見慣れた薄緑色ではなく、落ち着いた感じの包装でした。
とは言っても、パッケージ表面には英語で色々と書かれていました。
「Kirkland Signature」のロゴもありません。
「dynamic green premium」
と書いてあり、そのすぐ下に
「bamboo paper towels」
という表示がありました。
bamboo = 竹?
100%竹繊維からできたキッチンペーパー!
パッケージを近くで眺めてみると、そのペーパータオルは
「100%竹の繊維」
から作られているとのこと。
「なぜ竹がベターなのか?」
と書かれたその下に、
「環境に優しい」
「自己再生が可能」
「成長が速い」
「1年で成木になる」
ということが箇条書きされていました。
「Milky Way International」
という会社(所在地はカリフォルニアのようです)の製品で、中国製でした。
他のお客も緑色を見つけられず、困惑していた・・・。
私は嫁と
「いつものと違うけど、どうしよう?」
と相談しましたが、サイズ的にはさほど変わらない感じだったので、買うことにしてカートに入れました。
そして他の商品を見ていると、後からやって来た他のお客さんたちも、いつものキッチンペーパーを見つけられず、キョロキョロしていました。
「bamboo paper towels」を見つけると、皆さん異口同音に
「あの緑色のキッチンペーパー、もう売ってないのかな?」
「新しい商品に代わったのかな?」
と、困惑した様子で話していました。
やはり、コストコのキッチンペーパーは人気があったのだと、改めて実感しました。
『bamboo paper towels』は、使い心地がいい!
「bamboo paper towels」ですが、家に帰ると早速パッケージから出してみました。
1ロールの太さは、「Kirkland 〜」よりは細かったです。
ただ紙シートの幅は、さほど変わりません。
使い心地(=吸水性)も良く、個人的には不満はありません。
コロナ禍以降、在庫切れが起こっていた!
両親によると、今までキッチンペーパーが売り切れていたことは、なかったとのこと。
しかし、インターネットで色々検索してみると、次のようなことが分かりました。
2020年(令和2年)のコロナ禍発生以降、全国の複数の倉庫で、
キッチンペーパーが売り切れて、なかなか補充されない
状況が起こっていたそうです。
コストコの従業員さんたちも、
「いつ品物が届くかは、アメリカの状況次第です。」
という答えしかできなかったようです。
また、あるYoutube番組によると、従業員さんから
「五輪の影響で、品物が日本に着いても、なかなか税関を通らないみたいです。」
と言われたとのこと。
最後に・・・。
これらの情報から判断する限りでは、コストコのキッチンペーパーは販売しなくなったわけではなさそうです。
ただ、今後もしばらくの間、供給不安定な状況は続きそうです。
我々夫婦が買ったような代用品が、店内に並んでいる可能性も十分ありそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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