現代人は、野菜の摂取が不足しているとよく言われます。
かく言う私も、野菜は嫌いではありませんが(野菜炒めは好物)、食べる量が充分とは言えません。
ここ数年「スムージー」が女性を中心に広まっているのも、
「手軽に野菜を摂りたい!」
という人が多いことの表れです。
紙パックの『野菜+果物』ジュースも売れているが・・・。
スムージー以外にも、コンビニでよく見かける、200ml紙パックの
「野菜+果物」ジュース
が売れ行き好調らしいです。
野菜100%の「野菜ジュース」は苦手という人でも、飲みやすくなっている点が、人気の大きな理由です。
私は野菜ジュースでは、マルカイコーポレーションの
にんじん100%ジュース
しか飲んだことがありません。
皆様は「順造選」ジュースをご存知でしょうか。マルカイコーポレーション㈱という会社から販売されている、果物や野菜ジュースのブランドです。 [adcode] 原則的に果汁100%でストレー[…]
野菜100%ジュースはもちろん、「野菜+果物」ジュースも避けて通って来ました。
嫁の友人の言葉が印象に・・・。
以前、嫁が昔からの友人と食事をして帰って来た時のことです。
その人の近況(中学生と小学生の子育てに奮闘中)を話すのを聞いていました。
そんな中、嫁が言いました。
「○○ちゃん(友人の名前)が言ってたけど、野菜と果物を混ぜたジュースって、結構糖質が多いらしいよ。前はコンビニでよく買ってたけど、最近は飲んでないって。」
その内容が、なぜか印象に残りました。
私は「野菜+果物」ジュースは、口当たりをちょっと良くするために、申し訳程度に果物果汁を混ぜているものと思い込んでいました。
なので、糖質も野菜100%ジュースとさほど変わらないとも思っていました。
大手メーカーのWebサイトで、糖質を確認すると・・・。
その後しばらくして、ふとそのことを思い出した私は、インターネットで某大手メーカーのWebサイトを閲覧してみました。
商品ラインナップのページで、まず
「野菜+果物」ジュース
3種類の栄養成分を確認しました。
定番スタンダードタイプの糖質は
15.7g。
ベリー系風味の糖質は
19.7g。
マンゴー風味の糖質は
19.5g。
「結構糖質が多いんだな・・・。」
と感じました。
野菜100%ジュースの方がかなり少ない!
続いて、野菜100%ジュースについても、3種類分確認しました。
一番人気のスタンダードタイプの糖質は
13.7g。
「あれ?かなり少ない感じ・・・。」
次に、リコピンやビタミンの多いタイプの糖質は
14.1g。
最後は、カルシウムとマグネシウムの多いタイプ。
糖質は
12.1g。
今までの6種類の中で、最も糖質が少ないです。
この商品とベリー系風味の糖質の差は、
7.6g。
馬鹿にできない差だと言えます。
いっそのこと、果物ジュースを飲めば?
これだけの簡単な比較でも、果物果汁を混ぜる(最大50%ほど)だけで、4〜7gほど糖質が多くなることがはっきり分かります。
果汁100%ジュースだと、糖質は少ない物でも20gを超えます。
しかし、無理して「野菜+果物」ジュースを飲むくらいなら、いっそのこと果汁100%ジュースを飲む方が潔いです。
それに、美味しさを感じて満足できるのではないでしょうか。
そもそも、野菜ジュースを作る過程で、本来たっぷり含まれているはずの
「食物繊維」
がかなり失われてしまうそうです。
それなら、野菜サラダや野菜炒め、味噌汁や野菜スープなどで固形の野菜を摂取する方が、はるかに多くの食物繊維を体内に取り込めます。
そして、糖質もさほど多くはありません。
最後に・・・。
もちろん、野菜ジュースや「野菜+果物」ジュースがサプリメントと同じく、栄養分を補う役目を果たしていることは事実です。
時間に追われる現代人にとっては、ありがたい存在とも言えます。
ただ、糖質が気になる方は、野菜100%ジュースを選ぶ方がいいでしょう。
そして、ジュースはあくまでも補助的な手段として利用すべきでしょう。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
という格言があります・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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