「the first petty bench」ってどういう意味?試験に出ない英語手帳(第39回)

「the first petty bench」・・・?

ベンチのこと? first ってあるから、手前から一番目のベンチに座れってこと?

ところで、「petty」ってどういう意味?

ヒントです。「petty」は「小さい」、「ささいな」、「取るに足りない」という意味です。

なるほど!「最初の小さいベンチ」・・・。

何となく童謡にでくる歌詞っぽい。

このベンチに座ると、幸運が訪れるかも?

残念・・・。大抵の人はこのベンチに座ることはありません。

座りたいと希望しても、ほとんどの場合「棄却」されます。

 

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日本の裁判制度は原則『三審制』。その頂点が最高裁判所!

「petty bench」とは、日本の最高裁判所(the Supreme Court)の

「小法廷」

を意味します。

日本では民事及び刑事の裁判は

地方裁判所(the district court)または簡易裁判所(the summary court)

が第一審となります。

日本の裁判所では、通常は三審制(必ず三審制であるべきという規定はない)が採用されています。

たとえば地方裁判所での第一審(原審)判決に不服がある場合、高等裁判所(the high court)での第二審(控訴審)を求めて控訴できます。

そして、高等裁判所での第二審判決にも不服の場合、最高裁判所での第三審(上告審)を求めて上告することが可能です。

 

最高裁で審理が行われる事件はほとんどない!

しかし、民事・刑事事件とも、全ての事件が最高裁まで行くことはありません。

むしろ、大多数の事件は高等裁判所での判決が確定判決となります。

上告可能な理由は限定されており、基本的には

「原審(地裁)判決や控訴審(高裁)判決に重大な誤認や法解釈の誤りがある場合」

「原審判決、控訴審判決の内容に憲法違反のおそれがある場合」

にしか、最高裁への上告(appeal)は認められません。

それ以外の場合、上告は棄却されます。

ちなみに「棄却する」は

dismiss、discontinue、reject、turn down などが用いられます。

「棄却」(名詞形)は、dismissal、discontinuance などです。

 

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最高裁には、『大法廷』と『小法廷』がある!

幸運にも最高裁で審理及び裁判が行われる場合、最高裁には

「大法廷」(the full [または grand]bench)と

上記の「小法廷」(the petty bench)があり(第一~第三までの三つ)、大法廷か小法廷で行われます。

結論として、「the first petty bench」は「(最高裁)第一小法廷」と日本語訳されます。

 

最後に・・・。

最初にも書きましたが、最高裁に足を運んで判決を受ける人はほとんどいません。

そういう状況の人は、人生の一大事に直面している人です。

我々「平民」は、最高裁を含む裁判所には、一生縁がない方が幸せです・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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