つい最近のネットニュースで、古本屋に昔のマンガ本、いわゆる「お宝マンガ」が持ち込まれる件数が急増しているとの記事が出ていました。
新型コロナウイルスの流行のため、自粛生活を余儀なくされ、暇を持て余した中高年層が、家の片付けや不要品の処分を開始したのが原因だそうです。
その過程で、押し入れなどに眠っていた昔のマンガを発見。古本屋に持ち込んだり、ネットで専門業者査定してもらうなどして、売却する人が多数いるとのことです。
その中に、プレミア価格の付く「お宝本」や、1巻から最終巻まで揃った「全巻セット」が意外に多く含まれていると書かれていました。
画像では、横山光輝先生の「その名は101」(名作「バビル2世」の続編)が店内で陳列されていました。
これは、単なる「断捨離」という理由だけでなく、コロナ禍の影響で収入が減少した人たちが、そうした本を売って少しでも現金に換えたいという、切実な事情も背景にあると思われます。
4~5月の一時期、フリマアプリ「メルカリ」でも様々な品物が出品され、郵便局に発送に行く人が急増しました。
窓口付近が混雑して「三密」の状態が発生し、テレビのニュースでも話題になりました。
これも同様の現象でしょう。
ネット上で探すなら、ネットショップ大手の「駿河屋」や「Yahoo!オークション」、上記の「メルカリ」、実店舗なら「まんだらけ」や「ブックオフ」辺りで、探していた「お宝マンガ」を入手できるかもしれません。
また、マンガに限らず、プレミア写真集やプレミア玩具、レコード(ジャズの初回盤など)のような商品も、この機会に中古市場に大量に出回る可能性があります。
そうした品々を買うことで、今後も低迷が続きそうな日本経済に、我々平民でも少しばかり貢献できそうです。
そして、現金が必要な人たちの手助けもできます。
マスコミが「リベンジ消費」なる言葉を作り、勝手に煽っていますが、乗っかる必要はありません。
しかし、今まで入手困難だった自分にとっての「お宝」を、ネットや実店舗で探してみるのも一興だと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。