こんにちは。husband(@kumafumoblog)です。
世の中には、数え切れないほど多くの種類の飲み物があります。
その中でも、夏になると飲みたくなるのが
「フローズンドリンク」
です。
凍らせてシャリシャリの状態になっており、太めのストローで吸って飲むと「のどごし」が心地好いです。
最近はオシャレなカフェ(喫茶店ではない)で飲むことができ、テイクアウトできるお店も多いです。
アラフィフ世代が飲んだ場所は、オシャレさとは無縁?
私のような50歳前後の世代にとって、フローズンドリンクとの最初の出会いは、そうしたオシャレなお店ではありませんでした。
大抵は、近所の市民プールの売店やデパートのドリンクコーナーなど、カフェとは程遠い「ベタ」な場所だったはずです。
私の場合も、初めてフローズンドリンクを飲んだのは、極めて普通の場所でした(ある意味当然ですが・・・)。
駅のそばのスイミングクラブの裏に・・・。
私が小学生の途中まで住んでいた家の最寄り駅のそばに、小規模なショッピングモール(当時はこの言葉は存在していなかった)がありました。
そこの1階に、スイミングクラブがテナントとして入っていました。
外から内部が見えるようにガラス張りになっており、外を歩いていると中で会員(小~中学生くらいが多かった)たちが泳いでいる様子が目に入ってきました。
水泳には特に関心もなく、そのクラブに入会したいとも全く思いませんでした。
ただ、夏の暑い時期に前を通りかかると、
「プールに入ったら、涼しくなっていいよな・・・。」
と少しうらやましく思っていました。
スイミングクラブの裏側(建物の内部)には、飲み物や軽食(ホットドッグやサンドイッチなど)を売っている、ちょっとしたファストフード店のようなお店がありました。
誰でも利用できるお店で、そこのカウンターに・・・。
そこはクラブ会員専用ではなく、一般の人も自由に利用できました。
しかし、客には水泳の後の小~中学生が多く、そうした客目当てにそのお店を入れたのではないかとさえ思えました。
実はそのモールの中には、今はなき駸々堂書店(1990年代末に破産し倒産)の支店が入っており、私はそこにちょくちょく通っていました。
以前このブログで、楳図かずお先生の「ねがい」というマンガについて書きましたが、その記事の中に登場した書店です。
こんにちは。husband(@kumafumoblog)です。今回ご紹介するのは、楳図かずお先生の短編「ねがい」です。この作品は、私にとって初めてのトラウマ漫画と言うべき作品です。「ねがい」を知ったのは、小学4年生の[…]
少々話が逸れましたが、飲み物・軽食のお店はその書店のすぐ横という立地でした。
よって、書店に行く際には、そこの前を通ることが多かったのです。
結構長いカウンターがあり、そこで注文・受け渡しが行われますが、そこにフローズンドリンクの機械が置かれていました。
コーラとファンタオレンジのフローズンドリンクが売られていたと記憶しています。
小学生には結構高い値段だった!
値段ははっきり覚えていませんが、150~200円くらいだったでしょうか。
大人になった今では、全く気にならない値段です。
40年ほど前の当時でも、とびきり高いというわけではなかったはずです。
しかし、小学生(しかも低~中学年)にとっては結構な値段でした。
その当時は100点玉一枚あれば、駄菓子屋で何品もお菓子を買うことができました。
いくらおいしそうでも、ジュース一杯に150~200円を費やすという根性はありませんでした・・・。
結局、その店ではフローズンドリンクを買って飲むことがないまま、私は引っ越してしまいました。
初めて飲んだ時はさすがに感激した!
私のフローズンドリンク初体験は、そのしばらく後に行ったプールの中の売店でした。
代金は一緒に行った親が出してくれました。
確かコーラのフローズンドリンクでした。
味は当然コーラ味で、本来はとりたてて喜ぶようなものではありません。
しかし、憧れていたフローズンドリンクを初めて飲むことができ、子供心に感激した記憶はぼんやり残っています。
最後に・・・。
子供の頃あれほど憧れていたフローズンドリンクですが、いざ大人になってみると、ほとんど飲む機会がなく、今まで数えるほどしか飲んだことがありません。
しかし、フローズンドリンクが売られているのを見かけたり、飲みながら歩いている若者たちを見ると、約40年前の記憶の断片が頭の中に浮かんできます・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。