春は入学・就職の季節です。
引っ越しを予定なさっている、あるいは既に引っ越した方々が多いでしょう。
広い部屋を借りられるのが理想ですが、新しく進学したり働き始めたりという若い方々には、それも難しいところです。
そうした方々の多くは、いわゆる
「ワンルーム」
のアパートやマンションを借りることになります。
賃貸物件で多いのは、6畳程度の部屋(+バス・トイレ、台所)でしょうか。
生活し始めると、ワンルームはやはり狭い!
私は結婚するまでの約16年間、同じワンルームマンションに住んでいました。
なので、ワンルームの部屋の狭さについては、身に染みて理解しているつもりです。
内覧の際は割と広く感じるのですが、いざ引っ越して生活に必要な家具などを置くと、正味の居住空間はかなり縮小してしまいます。
部屋によっては押入が少し広めだったり、簡易クローゼットが壁面にあったりしますが、生活し始めるとあっという間にスペースが一杯になります。
ベッドでも布団でも、それなりのスペースを食う!
テレビを置くと、意外と場所を取ります。
また、ベッドを置くと本当に部屋が狭く感じます。
ベッドではなく布団を床に敷いて寝るにしても、押入に衣服を掛けてクローゼット代わりにしていると(突っ張り棒を使っている人が結構多いです)、寝る前まで部屋の隅に畳んで置いておくことになります。
そうなれば、そのスペースには物を置いているのと同じです。
机と椅子も必要だが、かさばる・・・。
そして、肝心な物も忘れるわけにはいきません。
机と椅子です。
学生なら勉強はつきものであり、社会人でも食事をするためには欠かせません。
床に座って勉強や食事をするにしても、ちゃぶ台のようなテーブルは必要です。
これまた結構なスペースが要ります。
日常的に置いておくと、ただでさえ狭い部屋がより狭くなり、圧迫感すら覚えます。
『折り畳み式』の机・椅子は便利!
そこで、テーブル(食事用)と勉強机を兼用できる
「折り畳み式の机」+「折り畳み式の椅子」
をお勧めします。
板の裏側の両端にフレームが付いており、そこに四本の脚が接続されています。
普段は両端に二本ずつある脚を重ねて折り畳み、板を垂直にして部屋の壁に立てかけておくことができます。
使用する時に板を水平にし、両側の脚をスライドさせてX字形にすると、簡易机の出来上がりです。
椅子もセットになっており、パイプ椅子と同じ仕組みで折り畳めます。
これなら、食事や勉強など以外の間は壁際にもたれさせておけばいいので、部屋の空間が広くなります。
友人などが遊びに来た時も、窮屈な思いをすることはありません。
ホームセンターなどで普通に購入可能で(ネット通販でも販売されているはず)、価格も1万円するかしないか程度です。
また、造りがシンプルなので思ったよりも丈夫です。
私が今も使っている折り畳み式机・椅子のセットは、購入して20年を超えています。
最後に・・・。
賃貸ワンルームの部屋は、本当に狭いです。
初めて一人暮らしをなさる方々は、
「実家の部屋の方が広かったよ・・・。」
と思われる可能性が高いと思います。
テレビのトレンディードラマのような雰囲気は、想像しないでください(笑)。
とにかく様々な工夫をして、少しでも部屋の空間を有効に使ってください。
最近流行の
「ミニマリスト」
まではいかなくとも、
「物はできるだけ少なくする方が、一人暮らしを快適にできる。」
というのが、個人的な考えです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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