2022年(令和4年)現在、いわゆる
「TVゲーム」
のレベルは、1980年代とは比較にならないほど進化しています。
画質や音響は、まるで映画並み。
ゲームの内容・難易度も、私のような
「ファミコン第一世代」
にはついて行けないレベルになっています。
そして、インターネットの普及と共に、パソコン(PC)やスマートフォンで遊べる
「オンラインゲーム」
も、若い人たちには当然のものとなっています。
ゲームソフトの買取も活発!
嫁と私は、書籍やDVD・CDなどを時々
「買取業者」
に買い取ってもらっています。
嫁にWebサイトで色々調べてもらう中で、ゲームソフトも盛んに買取されているのが分かります。
「BOOK・OFF」
「駿河屋」
などの大手から、個人業者に至るまで様々な所が、プレイステーションや任天堂などのソフト、それに昔のファミコンソフトなども買い取っています。
実家の片付けをしていて出て来たのが・・・。
我々夫婦は、ゲームの類を全くしません。
よって、今までゲームソフトを買取に出したことはありませんでした。
ところが、昨年2021年(令和3年)の秋頃でした。
私の実家の部屋を整理していた際、ゲームソフトが2本見つかりました。
私の兄弟が結婚する際、置いて行ったままだったのです。
ケースが結構大きかったので、最初は
「CD−ROMが数枚と、解説書みたいな本が入っているのかな?」
と思いました。
しかし、ケースを開けてみると、出て来たのは数枚の
「フロッピーディスク」
でした・・・。
『フロッピーディスク(FD)』とは?
1990年代中期以降生まれの方には、
「フロッピーディスク(FD)」
をご存知ない方も多いでしょう。
一辺が8〜9cmほどの、正方形のプラスチック板です。
その中に、円形の磁気ディスクが入っています。
昔のPCには、FDを挿入するスロット(差込口)が付いていました。
FDを挿入して、PCで作成して文書や図表、または画像を保存していました。
しかし、容量は今のCD−RやCD−RWよりはるかに小さかったのです。
2000年代前半には、絶滅しました。
現在のPCで中身を見ようと思えば、外付けのFDスロットを接続する必要があります。
買取は無理だと諦め・・・。
見つかったゲームソフトは、
「信長の野望」
「蒼き狼 チンギス・ハン」
の2本でした。
いずれも1990年代半ば頃に発売されていたと思われる、
「ロールプレイング・ゲーム(RPG)」
でした。
「信長の野望」は、後にCD−ROM版も発売され、根強い人気を誇りました。
令和の世の中に、フロッピーディスク・・・。
「ゲームソフトといっても、フロッピーディスク版じゃ買い取ってもらえないだろうな・・・。」
私は売却を諦め、後日ゴミとして出すつもりで、そのまま置いておくことにしました。
『駿河屋』には、ヴィンテージのプラモ、玩具も!
しばらく後のある日、夫婦で買取大手「駿河屋」の店舗に行きました。
事前にネットで見積もりをしてもらった、DVD・CD約30枚を店舗に持ち込むためです。
その日は持込の先客が数人いたので、現物確認には時間がかかるとのこと。
順番が来たら携帯電話に連絡をくれるとのことだったので、我々は昼食に出かけました。
昼食後に店に戻りましたが、まだまだ待ちそうでした。
そこで我々夫婦は、店舗内をブラブラ見て回ることにしました。
新品の商品(フィギュア・プラモデルなど)も売っていますが、買取したヴィンテージのプラモデル(もちろん組立前)やおもちゃ、フィギュアなどもショーケースの中に並べて売られていました。
ファミコンソフトなどと一緒に・・・。
ある一角のショーケースには、懐かしのファミコンソフトや、セガサターンのソフトなどが並んでいました。
それらを眺めているうちに、やけに大きいケースが2〜3個並んでいるのが目に留まりました。
よく見ると、「信長の野望」ともう一つ(題名は忘れました)のRPGソフトでした。
それも、FD版だったのです・・・。
最後に・・・。
「FD版のゲームでも、買い取ってもらえるんだ・・・。」
私は驚くと同時に、
「急いでゴミとして捨てなくて良かった・・・。」
とホッとしました。
今年の初め、CDやDVDを買取に出す際、前述のゲームソフト2本も一緒に出しました。
結果はというと、2本合計で数百円。
片方のソフトで、FDか説明書だかに欠品があったらしく、ほぼ1本分の値段となりました。
家の物置・押入に眠っていたような物だと、何かが欠けていることはよくあります。
そうした場合、大幅減額となったり、値段が付かないこともあります。
この記事をご覧の皆様も、ご実家の断捨離などをなさる際、FD版のゲームソフトが出て来たら、すぐに捨てないでください。
もしかしたら、ちょっとしたお小遣いが稼げるかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。