2022年(令和4年)が始まりました。
今年は、我々の生活状況が改善することを切望しています。
しかし、現実は甘くはありません。
2021年(令和3年)の12月初め頃から、
「様々な食料品の値上げ」
が発表されています。
食費が上がり、家計を直撃!
発表後すぐに値上げされた品もあれば、2022年1月や2月から値上げされる品もあります。
原材料費の高騰
漁獲量や収穫量の減少
輸送費の上昇
などが要因です。
しかし贅沢品と違い、食料品は買わない訳にはいきません。
特に、食べ盛りの子供のいる家庭では、食費が馬鹿になりません。
今回の相次ぐ食料品値上げで、
「エンゲル係数」(支出に占める食費の割合)
が上昇し、負担増に苦しむ家庭も増えるでしょう。
賃金は伸びず。『スタグフレーション』の足音が・・・。
値上げに連動し、労働者の賃金も上昇してくれればいいのですが、こちらの方は一部の大手企業を除けば、期待できない状況です。
マスコミでは、企業業績の回復を事あるごとにアピールしています。
しかし、一般人の皮膚感覚から言えば、今の日本はまだまだ
「不況真っ只中」
です。
不況下にもかかわらず、物の値段だけが上昇する
「スタグフレーション」(確か中学くらいで習いましたよね?)
に警鐘を鳴らす専門家がいましたが、その予想通りになりつつあります・・・。
お米の価格は下がっている!
そんな中、反対に価格が下がっている食料品が
「お米」
です。
農林水産省のWebサイトで公表されているデータによると、2019年度と比較して、2020年度と2021年度(11月まで)の
米の相対取引価格
は、大きく下落していることが分かります。
一部の有名ブランド米は、小幅な下落幅に留まっています。
しかし、ほとんどの米は、前年同月比で
80%台の価格
になっています。
『米離れ』に加え、コロナ禍による需要減が追い打ち!
そもそも日本人の
「米離れ」
が進行していたところに、外食産業の米の需要が
「コロナ禍」
で大きく落ち込んでしまいました。
一部の農産物・畜産物・水産物は、
冷凍食品や缶詰
テイクアウト・デリバリー
の売上増加の恩恵を受けたようです。
しかし、お米に関しては、さほどの恩恵に与れなかったと思われます・・・。
日本人はもっとお米を食べろ!
2022年、日本に住んでいる人は
お米をもっともっと食べるべきです。
食糧自給率がメチャクチャ低い日本にあって、自給できるレベルにある数少ない食料品、それがお米です。
「いつ食べるの?今でしょ!(林修先生、スイマセン・・・。)」
という状況です。
私の家では、2021年の11月頃から、それまでのパン食に代わり、米のご飯を朝食に食べるようになりました。
嫁が一時期通っていたスポーツジムで、
「パンよりも米の方が、ダイエットに良い。」
と聞いたのがきっかけです。
シンプルなメニューでも、満腹になれる!
おかずは、味噌汁と卵焼きという
「三丁目の夕日」
的な、質素なメニューです。
しかし、シンプルですが美味しく、量は少なくても満腹感を得られます。
「お米+味噌+卵」
のシンプルな組み合わせは、自分の中の「日本人」のDNAも活性化させているように感じます。
最後に・・・。
トーストやサンドイッチといった朝食、フレンチやイタリアンといった昼食・夕食もいいですが、今こそ
「ニッポン人なら、米を食え!」
という、千昌夫さんの歌のフレーズを思い出す時です。
お米をどんどん食べて、
「食品大値上げ時代」
を乗り切って行こうではありませんか(ちなみに私は、「右寄りの人」ではありません・・・)。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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