謎のメーカー「LDC」のペットボトル緑茶が美味しい!

毎年夏になると、ペットボトル飲料の売れ行きが一気に上昇します。

ここ数年7月~8月は真夏日が続き、最高気温が40℃を超える地域もあります。

冷たい飲み物で水分補給しないと、生死に関わる恐れもあります。

日本では季節を問わず

「緑茶」

が人気で、スーパー・コンビニ・自販機のいずれでも、豊富な種類の商品が売られています。

 

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緑茶市場の覇者が『お~いお茶』と『伊右衛門』!

その中でも、二大巨頭と呼んで差し支えないのが

「お~いお茶」(伊藤園)

「伊右衛門」(サントリー)

です。

発売開始は「お~いお茶」の方がかなり早いですが、「伊右衛門」は発売間もなく大ヒットを記録。

それまで「お~いお茶」の独壇場だった、緑茶飲料市場の勢力地図を書き換えました。

田舎の小さいスーパーやコンビニでも、これら二つのブランドはまず間違いなく置いてあります。

他の大手メーカーも様々な緑茶飲料を販売していますが、「二強」の売上にはかなりの差を付けられ続けているのが現状と言えます。

 

弁当の出前を頼むと、サービスでお茶を付けてくれる!

先日、近所の飲食店に弁当の出前を注文しました。

その店はコロナ禍の中で例に漏れず、来客数の減少・営業時間短縮・酒類の提供自粛という

「三重苦」

に苦しんでいました。

そこで、オリジナルの弁当メニューを数種類開発。

テイクアウトと出前の両方を始めました。

私の自宅の郵便受けに宣伝チラシが入っており、嫁と二人で一度注文しようということになりました。

チラシには

「お一人様に一本、ペットボトル緑茶をサービス!」

と書かれてあり、某メーカーの緑茶の写真が載っていました。

たまにネット注文で出前を頼むと、お店がペットボトル緑茶を付けてくれることがあります。

そのメーカーの商品をもらって飲んだことがあり、味は「まあまあ」というレベルでした。

 

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もらった緑茶はチラシの商品と異なっていた!

昼過ぎに電話でお店に注文し、夕方にお店の人が届けに来てくれました。

弁当と一緒に、緑茶のペットボトル2本も渡してくれました。

いざ食べる段になり、嫁から渡されたペットボトルを一目見て、

「あれ?写真のと違う!」

と気付きました。

ラベルをよく見ると

「LDC お茶屋さんの緑茶」

と書かれていました。

 

全く知らないメーカーの緑茶。飲んでみると・・・。

「LDC?どういう意味?」

私はラベルの横側の部分に目をやりました。

すると

「製造者 株式会社ライフドリンクカンパニー」

との記載がありました。

Life Drink Company・・・略してLDC!なるほど!」

と一瞬納得しましたが、「ライフドリンクカンパニー(LDC)」なる会社名には、全く聞き覚えがありませんでした。

考えていても仕方がないので、とりあえず弁当を食べ始めました。

弁当自体は大変美味しく、満足いく味でした。

そして、全く期待せずに飲んだ

「LDC お茶屋さんの緑茶」

が、思っていたよりもはるかに美味しかったのです・・・。

 

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苦過ぎず甘過ぎず、食事時に飲んでも大丈夫!

私の全く個人的な基準では、「美味しくない」ペットボトル緑茶は大抵

(1)苦味が強過ぎる

(2)甘味を前面に出し過ぎている

のどちらかです。

どちらかに当てはまると、喉が渇いた時にゴクゴク飲むことが難しいのです。

また食事の際に飲むと、お茶の味が口の中に長く残ってしまい、食物の味が楽しめなくなってしまいます。

LDCの緑茶は(1)にも(2)にも該当せず、弁当を食べながら飲んでも全く問題ありませんでした。

ラベルの端に赤い四角形が描かれており、白抜きで

「鹿児島県産茶葉」

と書かれていました。

不勉強で、鹿児島県でお茶が栽培されているとは知りませんでした。

ペットボトル緑茶なので、それほど多くの茶葉が使われているとは考えられません。

しかし、この商品に関しては嫌な「クセ」が全くありません。

嫁は緑茶が苦手なので、もらったもう一本は冷蔵庫に入れて冷やしていました。

二日くらい後に、喉が渇いた私が飲みました。

クセがないので、一気に飲めるのがいいです。

 

最後に・・・。

私は家では普段、「伊右衛門」の2Lペットボトル(ダース買いしてます)を飲んでいます。

外出時に緑茶を買う場合は、「お~いお茶」か「伊右衛門」のどちらかしか買いません。

味のレベルでも、これら二つのブランドが断トツだと、ずっと思っていました。

しかし、この

「LDC お茶屋さんの緑茶」

は、「二大巨頭」に劣らないレベルだと思います。

LDCは、失礼ながら「無名メーカー」です。

大手のような販売力も宣伝力もないはずです。

それでも、これだけの品質の商品を作れるのだと驚いてしまいます。

「飲み物オタク」の一人としては、LDCのこれからの動向に注目していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。