ネタバレなし:芦田愛菜主演「星の子」は激ヤバ怪作!

芦田愛菜さん(2004年(平成16年)6月23日〜)

について、ここで詳しく説明する必要はないでしょう。

3歳から子役として芸能界デビュー。

テレビドラマ「マルモのおきて」(2011年、フジテレビ系)

など、今まで数々のドラマや映画に出演。

CMにも多数出演なさっており、テレビで彼女の姿を見ない日はないほどです。

また、学業成績も優秀で、2017年(平成29年)には超難関の

慶應義塾中等部

に合格。

将来は大学医学部に進学し、病理学の研究をするのが夢とのこと。

まさしく、文武両道のスーパーガールです。

 

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2020年に主演映画『星の子』が公開されたが・・・。

そんな愛菜さんが主演を務めた映画

「星の子」

という作品を、皆様ご存知でしょうか?

2020年(令和2年)10月に全国公開されました。

しかしその頃は折悪しく、新型コロナウイルスに日本全国が振り回され混乱していた時期でした(今でもさほど変わっていません)。

また、内容もアクションやラブコメなどとは違い、

なかなかヘヴィー、つまり重たい話

でした。

そのため、作品の知名度としては正直マイナーです。

 

芥川賞作家の小説が原作。激ヤバ作品だった・・・。

私も、映画好きの友人(このブログにも度々登場)から教えられるまでは、全く知りませんでした。

残念ながら、映画館で観ることはできませんでした。

DVDが発売されてから、TSUTAYA DISCASで借りて観ました。

実際に観てみると、話に聞いていたより何杯も重たく感じる

「ヤバい」

作品でした・・・。

この作品は、令和元年の第161回芥川賞を受賞した

今村夏子さん

の同名小説(第39回野間文芸新人賞を受賞)が原作です。

 

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主人公は、普通の中3女子。しかし、その家庭は・・・。

主人公は、中学3年生の女の子、ちひろ。

見た目は普通で、学校では仲の良い友人もいます。

新任の男性数学教師に恋心を抱き、授業中もノートに先生の似顔絵を描くほど、お熱を上げています。

それだけなら、どこにでもいるごく普通の女子中学生です。

しかし、ちひろの家庭は

「普通」

ではなかったのです・・・。

ちひろは生まれた時から病弱で、顔や体にアレルギーのような湿疹が出ていました。

両親は必死にちひろの病気を治そうとしますが、なかなか症状は改善しません。

そんなある日、父親は勤務先で同僚から、ある水を勧められます。

見た目はごく普通のミネラルウォーターです。

しかし、両親は藁にもすがる思いで、その水をちひろに飲ませ始めます。

すると、ちひろの顔や体の湿疹が消えていきました。

そして、病弱だったちひろは、どんどん丈夫になっていきます・・・。

喜んだ両親は、その水を販売している、ある新興宗教にハマってしまいます。

熱心な信者となってしまったのです。

 

大好きな優しい両親だが、周囲からは・・・。

ちひろ自身は、その宗教への信仰心は持っていません。

ですが、自分の病気を治してくれた水は、毎日学校へ持参し、授業中も机の上に置いています。

両親については、何ら疑問も嫌悪感も抱いていません。

昔からずっと優しくて、大好きな父と母なのです。

しかし、自分の姉や親戚、近所の人たちや学校の先生にとっては、ちひろの両親は

「普通の親」

ではなかったのです・・・。

 

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観終わると、疲労感が・・・。

ネタバレ防止のため、これ以上詳しいストーリー説明はしないでおきます。

ただ、110分最後まで観終わると、

「ふう〜・・・。」

と疲労感が押し寄せて来ます。

「芦田愛菜ちゃん主演の映画だから、最後はほっこりした感じで終わるんだろうな。」

と軽い気持ちで観始めると、大きく裏切られることとなります。

物語が進むにつれて、

「あれ・・・?思ってたのと、何か違う・・・。」

と、心がザワつく方が多いと思います。

 

主人公の心の揺れを、観る側も追体験!

主人公のちひろは、周囲の人たちが両親を見る眼の厳しさに気付き、心がザワついて不安になります。

我々観ている側も、ちひろの心の揺れを追体験するような感じになります。

感情移入とは違いますが、自分の心も大きく揺れ動くような錯覚を覚えます。

 

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地味な映画だが、豪華キャストが集結!

この映画は前述の通り、アクションやラブコメとは全くかけ離れています。

商業的成功は、望めそうもない作品です。

ところが、出演者は愛菜さん以外にも、豪華な顔ぶれなのです。

新興宗教にハマり、奇行を繰り返す父親と母親が、

永瀬正敏さんと原田知世さん。

ちひろを心配し、両親の眼を覚まさせようとする叔父さんが、

大友康平さん。

中学校のイケメン数学教師が、

岡田将生さん。

宗教団体の幹部で、若手のリーダー的な男女が、

高良健吾さんと黒木華さん。

他にも、池谷のぶえさんや池内万作さんなどの芸達者が出演なさっています。

中でも、大友さんと岡田さんの演技は、まさしく熱演と言いたいです。

岡田さんは、テレビドラマやCMとは全く違う雰囲気を出していて、大変驚きました。

 

最後に・・・。

この作品のような、難しい映画に主演するだけでも凄いことです。

そして、豪華共演陣の演技に負けないのも、同じく凄いことです。

愛菜さんの女優としての力量の高さに、改めて驚かされます。

興味をお持ちの方は、是非一度ご覧ください。



 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。