「ジョーシン」対「エディオン」の四番手争いが熾烈!

皆様のお住まいの近所に、必ず一つは

「家電量販店」

があるでしょう。

あるいは、通勤通学で利用するターミナル駅そばの、巨大店舗をご利用の方も多いでしょう。

日本で家電量販店と言えば、

「ヤマダ電機」

「ビックカメラ」

「ヨドバシカメラ」

のいわば

「御三家」

が最初に思い浮かびます。

三社とも全国展開していますが、最大手のヤマダは中心部のみならず、郊外にも出店しています。

一方ビックとヨドバシは、人口が多い都道府県の中心部、しかも一等地に大きな店舗を出店しています。

 

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『四番手』の座を賭け、『ジョーシン』と『エディオン』の戦いが熾烈!

上記「御三家」以外にも、家電量販店チェーンは全国にいくつもあり、各チェーン間の競争は凄まじいものです。

個人的に、二番手グループとして思い浮かぶのは、

「Joshin(ジョーシン)」

「EDION(エディオン)」

「ケーズデンキ」

です。

私の住んでいる関西地方では、三社とも店舗があります。

テレビCMも放送されており、知名度も結構高いです。

ただ関西では、

「ジョーシン」と「エディオン」の両社が、家電量販業界の

「四番手」

の座を賭けて、熾烈な戦いを繰り広げています。

 

ジョーシンは大阪日本橋で創業の老舗。阪神のスポンサーにも!

まず「ジョーシン」ですが、正式名称は

「上新電機株式会社」

です。

1948年(昭和23年)に大阪市浪速区日本橋で創業。

1950年(昭和25年)に法人組織化。

1958年(昭和33年)に、現在の社名に変更されました。

1972年(昭和47年)9月に、大証第2部に株式上場。

1985年(昭和60年)12月には、東証第一部への上場を果たしました。

CMでは

「家電量販店で唯一の関西資本!」

をアピールしています。

また、2003年(平成15年)からプロ野球「阪神タイガース」のスポンサーとなり、2013年(平成25年)にはタイガース初の「オフィシャルスポンサー企業」となっています。

テレビCMでも、タイガースの選手(主に若手)が何人も出演しています。

という具合に、関西では昔から名の知れた企業です。

本社は今でも日本橋エリアにあり、本店やディスクピア(DVD、CD、ゲーム専門)、キッズランド(おもちゃ、模型、ゲーム専門)などが、日本橋電気街に大きな店舗を構えています。

 

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エディオンは中小チェーンの合併で誕生。関西地盤の企業も仲間に!

一方の「エディオン」は、正式名称が

「株式会社エディオン」。

設立は2003年(平成15年)で、新しい企業に思えますが、実際は長い歴史があります。

中堅家電量販店だった

㈱デオデオ

㈱エイデン

㈱ミドリ電化

が合併(詳細はもっと複雑ですが)、現在のエディオンの基礎となりました。

ミドリ電化は元々関西地方を中心に店舗展開しており、2000年代までは「ミドリ電化」ブランドの店舗も残っていたように記憶しています。

私の実家から車で10分ほどの場所に、昔ミドリ電化の店舗があり、何回か買い物をしたことがあります。

2012年(平成24年)以降はストアブランドが「エディオン」に統一され、現在に至ります。

そこからエディオンは本格的に、全国的な店舗展開を進めていきます。

CMキャラクターとして

女優の本田望結さん、

某有名芸能人(税金を納めてなかったアノ人です・・・)

を起用し、エディオンのブランド知名度は大いに向上したと言えるでしょう。

 

エディオンの急成長は『打倒ジョーシン』の意志の表れ?

エディオンの急成長を脅威と捉えたのが、他でもないジョーシンでしょう。

ミドリ電化は規模でも知名度でも、関西では正直ジョーシンの敵ではありませんでした。

ところが合併によりエディオンへと生まれ変わると、関西でもどんどん新店舗をオープン。

我々一般消費者から見ても、完全に

「打倒ジョーシン!」

をモットーにしているとしか思えない勢いでした。

当初のエディオンのイメージとしては、

「ショッピングモールに、テナントとして入居している」

というものでした。

前身のミドリ電化もそうした出店戦略を採っていたらしく、それを継承したのでしょう。

現在もそうしたパターンの出店は多いのですが、近年は都市中心部の繁華街、しかも一等地に

「旗艦店」

と呼ぶべき巨大店舗をオープンさせるケースが目立っています。

 

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日本橋が本拠のジョーシンに対し、エディオンが巨大店舗で挑戦状!

エディオンなんば本店(2019年オープン)

エディオン京都四条河原町店(2021年オープン)

は、それぞれ南海なんば駅、阪急京都河原町駅という、関西私鉄のターミナル駅から程近い場所にあります。

大阪市中央区の

「ミナミ」

と呼ばれる繁華街エリアには、ビックやヤマダ、そしてもちろんジョーシンも店舗を出店しています。

ジョーシンは、なんば駅の南東に位置する前述の日本橋電気街(通称でんでんタウン)が

「本拠地」

です。

ビックには、なんば駅からの近さで負けていますが、ヤマダ(なんば駅からかなり南方にあります)よりは地理的に有利です(大阪メトロ堺筋線「恵美須町」駅からすぐ)。

しかし最後発のエディオンが、最も地理的に有利な場所に出店してしまいました。

ジョーシンとしては、さぞ悔しかったことでしょう・・・。

 

ジョーシンとエディオンの間で民事訴訟も!

ジョーシンとエディオンの間では、2016年(平成28年)に民事裁判が起こる事態となりました。

エディオンの元社員が、ジョーシンに転職。

エディオンのリフォーム事業に関する機密情報(いわゆる「企業秘密」)を、ジョーシンでの業務に利用したというのが理由でした。

この裁判は、2020年(令和2年)10月に判決が確定しました。

2016年当時、関西のテレビなどでは大きく報じられたので、印象に残っています。

 

最後に・・・。

世の中の大多数の方々にとっては、

「家電なんてどこで買っても同じ。値段も大して変わらない。」

という感じでしょう(私も同じ考えです・・・)。

ましてや、トップ3の争いでもない

「ジョーシン vs エディオン」

は、「注目の一戦」とはなりにくいでしょう。

しかし、野球で言えばパ・リーグ、欧州サッカーで言えばポルトガルやオランダのリーグを応援なさるタイプの方々には、なかなか渋い

「通好みの戦い」

だと思っていただけるはずですが・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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