水谷豊「気分は名探偵」は地味だが面白かった!

水谷豊さんと言えば、1970年代から現在に至るまで、常に第一線で活躍を続けている俳優です。

1970年代の「傷だらけの天使」、「熱中時代」、「熱中時代 刑事編」、1980年代の「浅見光彦」シリーズ、「刑事貴族」、1990年代の「地方記者 立花陽介」シリーズ、そして2000年代の「相棒」シリーズ(現在も放送中)と、途切れることなくヒット作・長寿作に主演なさっています。

 

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土曜夜9時の日テレドラマ枠で放送されていた!

そんな中で、私が中学生の頃によく観ていたドラマの一つが、

「気分は名探偵」

です。

日本テレビ系で1984年(昭和59年)10月6日~1985年(昭和60年)3月30日まで全26話、毎週土曜日21:00~21:54の枠で放送されていました。

日テレの土曜夜9時からの枠は、今日に至るまでドラマ枠となっており、水谷さん主演のドラマも上記の「熱中時代 刑事編」、その他に「事件記者チャボ!」、「あんちゃん」が放送されていました。

やや地味だったが、内容はしっかりしたコメディー風ドラマ!

それらのドラマの中では、この「気分は名探偵」は、失礼ながら地味な方でした。

しかし内容はしっかりしていて面白く、今振り返ると出演者も豪華な顔ぶれでした。

主人公の夢野圭介は元々予備校講師でしたが、ある事件をきっかけに探偵事務所で働くことになります。

その事務所は圭介先輩が経営していたのですが、先輩が亡くなり妻の吉原聖子が引き継ぐことになりました。

圭介は新米探偵として毎回様々な事件に関わり、解決目指して奮闘する・・・というストーリーです。

難しい謎解きドラマではなく、コメディータッチの一話完結ドラマで、気楽に観られる作品でした。

 

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出演者の顔ぶれが豪華!亡くなった名優も多数・・・。

出演者は水谷さんの他、所長の吉原聖子役に故・朝丘雪路さん、接骨医で元刑事の津村浩三役に故・藤岡琢也さん、圭介の行きつけのバーのマスター・加納礼役に故・草野大悟さん、所轄署の刑事・八田利男役に故・ケーシー高峰さんと、演技派のベテランがズラリと揃っていました。

そして、圭介の恋人で小学校教師の草間緑を演じていたのが、昨年2020年4月に新型コロナウィルスにより亡くなった、岡江久美子さんでした。

37年前の作品なので、当時の出演者の方々が多数亡くなっているのは仕方ありませんが、非常に残念です。

他にも、大ベテラン財津一郎さんが、聖子の弟・吉原良平役で出演なさっていました。

 

『2時間サスペンスの帝王』も若き日に出演していた!

また、私の記憶に強く残っているのは、バーの店員で圭介の助手的な存在、荒木紀信役で出演していた船越英一郎さんです。

まだデビューして日が浅く、「2時間サスペンスの帝王」と呼ばれる前でした。

圭介と荒木の掛け合いも笑えました。

ご存知の方も多いと思いますが、英一郎さんのお父様は名優だった故・船越英二さんです。

英二さんは「熱中時代」で、主人公の北野広大が勤める小学校の校長先生役を演じてらっしゃいました。

水谷さんとの縁を感じます。

 

実はあの人も出演していた!

聖子の娘かおりを演じていたのは、本作が芸能界デビューとなった佐野量子さん。

天才騎手・武豊さんの夫人であることは有名です。

そして、八田の部下の刑事・大藪邦彦役を演じていたのが片桐竜次さん。

「相棒」シリーズファンの方々は当然ご存知でしょう。

警視庁の刑事部長・内村警視長を演じてらっしゃる俳優です。

「相棒」のはるか以前から、水谷さんと共演していたのです。

片桐さんは他にも、同じ日テレ系で放送されていた

「火曜サスペンス劇場」

で水谷さんの当たり役の一つとなった

「地方記者 立花陽介」シリーズ

でも、東京本社に勤務する陽介の友人役で出演なさっていました。

 

今のドラマはすぐ終わってしまい、入り込めない!

主題歌を歌うのも水谷さんご本人で、

「人魚の誘惑」(作詞:伊勢正三・井上毅、作曲:伊勢正三)

という曲です。

ところで、最近のドラマは大多数が1クール(13回)未満です。

いつの間にか始まり、いつの間にか終わっているという印象を受けます。

この「気分は名探偵」は2クール(全26話)で、半年間続きました。

やはりドラマをしっかり観よう、あるいは観させようとすれば、これくらいの期間がないときちんとした世界が構築できず、視聴者も入り込んで行けません。

そして本作のように、しっかりした演技のできる役者さんたちを一定数は集めないと、ドラマが安っぽくなってしまいます。

「とりあえず人気者をかき集めればいいや。」

という発想が、現在のドラマには見え隠れします。

 

最後に・・・。

インターネットで検索すると、本作もDVD-BOXが発売されていました。

21世紀はありがたい時代です(笑)。

Amazonなどで中古品が購入可能です。


 

水谷豊さんのファン、そして岡江久美子さんのファンの方々にぜひ観ていただきたい(または再度観直していただきたい)作品です。

本作の岡江久美子さんが本当に美人です・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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