なぜテレビや広告は、F3層やM3層を軽視するのか?

このブログでは以前から、今のテレビについて批判的な記事をいくつも書いてきました。

正直言って、いい大人には見るに堪えない内容の番組が多過ぎます。

かと言って、では青少年に受けているかと言えば、さにあらず。

私の周囲の若者は、完全にテレビからYouTubeに乗り換えています。

ただ、SNSなどでは毎日、各テレビ番組に関する感想・批評が溢れています。

個人的には、

「日本国内で、そんなに多くの人がテレビを観ているのか?」

と、疑問を抱いています。

 

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実家に引っ越し、部屋にテレビがなくなった!

今年(2022年、令和4年)6月に、嫁と私は私の実家に引っ越しました。

我々が主に過ごす部屋には、テレビを置くスペースがなくなりました。

リビングにテレビはありますが、両親が観ていることもあります。

また、テレビを観るためにわざわざ移動するのも面倒です。

そのため、朝と夜の食事時に、情報番組やニュース番組を観る程度となりました。

どうしても観たい番組のみ、DVDに録画します。

なので、今のテレビに文句を付けようにも、ほぼ観ていないので文句の付けようがありません。

 

現在のテレビ界では、『コア視聴率』重視?

ご存知の方も多いと思われますが、現在のテレビ界では

「コア視聴率」

が重視されるとか。

普通の視聴率と、一体何が違うのか?と思ってしまいます。

コア視聴率とは、

「13歳〜49歳の男女が視聴している率」

だそうです。

50歳過ぎの私や、その上の世代の人たちは、カウントされないことになります。

 

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低視聴率をごまかすための、新しいモノサシと思ったが・・・。

私は最初にこの言葉を知った時、

「今のテレビ番組は、下手すると視聴率が1桁台前半になってしまう。それで、コア視聴率なんていう新しいモノサシを持ち出して来たんじゃないか?」

と考えました。

スポンサーや広告代理店をうまく言いくるめよう、という魂胆かとも思いました。

ところが、コア視聴率を気にし出したのは、むしろスポンサー・広告代理店側の方らしいのです。

それを知って私は、

「これは一体どういうことなのか?」

と不思議に思いました。

 

10代〜40代の人たちの置かれた状況は?

確かに、10代〜40代までの世代は、世の中の流行を作ったり、新しい価値観にも割と柔軟です。

本来ならば、スポンサー企業がそうした世代の動向を注視するのは、合理的です。

何の不思議もありません。

しかし、

「失われた30年」

と言われるほどの低成長が続き、日本社会は今もはっきり言って

「不況真っ只中」

です。

非正規雇用の労働者が、どんどん増え続けています。

たとえ正社員のような安定した立場でも、賃金はなかなか上がりません。

一方で、消費税はいつの間にか5%→10%に倍増。

社会保険料なども含め、出ていくお金だけは着実に増えています。

そうした負担が思い切りのしかかっているのが、まさしく

「10代〜40代の男女」

です。

 

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消費を煽られても、自由に使えるお金がないと・・・。

スポンサーや広告代理店、そして今やテレビ局自体までもが、あの手この手で消費を煽っています。

しかし、この世代には昔よりも

「先立つもの」

が不足しています。

つまり

「自由に使えるお金」

です。

いくら消費意欲が旺盛でも、お金がなければ消費はできません。

2020年(令和2年)からのコロナ禍、そして2022年2月からのロシアによるウクライナ侵攻により、日本の経済状況はさらに悪化しています。

10代〜40代の人たちがどれだけテレビCMを目にしようが、

「ない袖は振れない」

のです。

 

お金を使えるはずのF3層・M3層に、なぜアピールしない?

一方、テレビ局やスポンサー・広告代理店から軽視されている(としか思えない)高齢世代(私もその一人・・・)には、

F3層(50歳以上の女性)

M3層(50歳以上の男性)

が含まれます。

もちろん全員という訳ではありませんが、これらの世代の人々は、下の世代に比べると

「自由に使えるお金(可処分所得)」

を結構持っています。

スポンサー企業や広告代理店は、なぜF3層やM3層を軽視するのでしょうか?

お金を持っている層にアピールするのは、商売・広告の基本のはずですが・・・。

 

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高齢者に受けないと、日本企業に未来なし?

「年齢が高くなると、財布の紐が固くなるんだよ!」

といった言い訳が出てくるかもしれません。

しかし、お金を持っていない世代層にいくら働きかけても、効果は限定的です。

そしてもう既に、日本の人口の4分の1以上は65歳以上という

「高齢化社会」

となっています。

そうした社会変化に伴うニーズ(需要)を見越し、戦略を立て、

「高齢層に受ける品物、サービス」

を提供してこそ、日本企業(特に内需関連)は生き残れると思うのですが・・・。

 

最後に・・・。

テレビ局の方でも、スポンサーに媚びて若者向けの番組ばかり垂れ流さず、高齢者層をターゲットにした番組をどんどん増やすべきです。

テレビを実際によく観るのは、むしろこの層です。

今や絶滅の危機にある時代劇

演歌や1970〜80年代ポップスの歌番組

など、F3層・M3層が観たくなる番組を作っていくべきでしょう。

それでこそ、全体的な視聴率も上がろうというものです。

でないと、そのうちテレビの平均視聴率が

視力検査の数字(0.1〜2.0程度)

になってくるかも・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

興味がございましたら、こちらもお読みください。

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