しくじり医療施設「酸素ステーション」はどうなった?

2022年(令和4年)4月も、下旬に入りました。

テレビ・新聞やネットなどでは、連日ロシアによるウクライナ侵攻のニュースが、大きく報じられています。

その陰に完全に隠れてしまっていますが、

新型コロナウイルスの感染状況

も、まだまだ安心できるレベルではありません。

 

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他国の混乱を『高みの見物』してる場合じゃない!

最近は、中国の大都市である上海で、コロナ新規感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)が続いています。

このニュースが割と多く報じられていますが、

「外国の事より、まず日本の状況をもっと詳しく報道しろ!」

と言いたくなります。

今の日本は、コロナ禍による他国の混乱を

「高みの見物」

気取りで見ていられる状況ではないはずです。

 

『酸素ステーション』のこと覚えてますか?

最近ふと、

「そう言えば『酸素ステーション』ってあったよな。あれって、今どうなってるんだろう・・・。」

と思いました。

皆様は

「酸素ステーション」

を覚えておいででしょうか?

2021年(令和3年)の8月、オリンピックが終了してから、東京都が都内数カ所に開設した医療施設です。

正確には

「酸素・医療提供ステーション」

と呼ぶそうです。

コロナ軽症または中等症の患者に対して、酸素投与や中和抗体薬治療を行う施設です。

病院に入院したくとも、病床が満床で、どこにも受け入れてもらえない患者が続出しました。

そうした患者を、入院先が見つかるまでの間ケアするのが目的でした。

 

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稼働率が多い日で3割!『しくじり医療施設』に・・・。

東京に続き他の道府県も、規模は違えど同様の施設を開設しました。

ただ、東京の酸素ステーションは、利用者の少なさが問題となりました。

運用開始2週間ほどで、稼働率は多い日で3割ほど・・・。

軽症〜中等症と言っても、入院が必要な時点で既に軽症ではありません。

酸素を吸わせたり薬を投与するだけでは、意味がなかったのです。

そして、受け入れ期間も一泊程度。

辞退する患者が結構多かったとか・・・。

また、場所によって医師・看護師の数が不足したり余り気味だったりと、運営に不安を抱かせる状態でした。

当時、東京のあるステーションに常駐していた看護師は、テレビのインタビューに対し

「お給料は、普通よりかなり多くもらえます。でも今のところ、患者さんはあまり来ず、暇な時間帯が多いです。」

「人手不足で困ってる病院も多いのに、暇な私たちがこんなに高いお給料で、何か申し訳ないです・・・。」

と語っていました。

ステーションの医師・看護師たちには、何ら責任はありません。

間違いなく東京都の失策です。

まさしく、

「しくじり医療施設」

としか言いようがありません。

 

『酸素ステーション』で検索したところ・・・。

インターネットで

「酸素ステーション」

とキーワードを入力して検索すると、我々夫婦の住む地域に近いスポーツクラブで、

「酸素カプセル」(疲労回復に効果あり?)

を設置している店などが、最初に出て来ました。

その後に、東京都福祉保健局のWebサイトが表示されました。

他のキーワードを追加しようとすると、検索候補がいくつか現れ、その中の一つは

「酸素ステーション どうなった」

でした・・・。

 

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全国の酸素ステーションが、何か残念な感じ・・・。

「酸素ステーション 現在」

として検索すると、東京都だけでなく、全国各地の酸素ステーションの様子を報じた記事が出て来ました。

しかし、ほとんどが昨年2021年の8月〜秋頃の記事でした。

2022年に発表された記事は、非常に少なかったのです。

1月〜2月に三重県や奈良県が、新たに酸素ステーションを稼働させ始めたということくらいが、目新しい内容でした。

東京都に次いでコロナ感染者数が多い大阪府でも、2021年8月半ばから

「入院患者待機ステーション」

なるものが運用開始され、現在も稼働中のようです。

しかし関西のマスコミでは、今までさほど取り上げられて来ませんでした。

実質的には東京都と同様、

「なかったこと」

にされているのかも・・・。

 

最後に・・・。

4月末〜5月初めのゴールデンウィークには、日本各地の観光地が賑わいを見せ、観光・飲食産業には久々の

「恵みの雨」

となるでしょう。

しかし、人が動けばウイルスも動きます。

6月初めくらいから、またコロナ感染者数が増加し、

「第7波」

がやって来るであろうことは、私のようなド素人でも予想できます。

今からそのための備えが必要ですが、政府・与党や東京、大阪(コロナ「ワースト2」)のトップたちは、必死になって考え動いているとは思えません。

再び「酸素ステーション」的な方策を打ち出しても、第7波を止めることなどできないでしょう。

「イベントワクワク割」

の延長云々に、時間を費やしている場合ではないはずですが・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。