都市ボーイズ監修「怖い村の話」は読みごたえ満点!

皆様は

「都市ボーイズ」

をご存知でしょうか?

岸本誠さんと早瀬康広さんのお二方による、放送作家ユニットです。

ユニットと言っても、「M-1グランプリ」に出場するわけではありません。

心霊・都市伝説ファンの方なら、多くの方がご存知でしょう。

都市伝説や陰謀論、心霊・怪奇現象などの

「不思議な話」

「怖い話」

を題材に、主にYoutubeやトークライブを舞台に活動なさっています。

Youtubeをよくご覧の方だと、

「都市ボーイズチャンネル」

のサムネイルを目になさったことがあるのではないでしょうか。

 

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二人の得意分野を活かし、Youtubeオカルト界で存在感!

2021年(令和3年)6月現在、Youtubeには数えきれないほどの

「心霊・都市伝説系チャンネル」

が存在しており、戦国時代のような様相を呈しています。

「都市ボーイズ」はかなり古参の部類です。

岸本さんは主に都市伝説や陰謀論、裏社会系のネタを担当なさっています。

早瀬さんは怪談・心霊関連のネタを主に担当なさっています。

毎回、お互いに話し手・聞き手として番組を進行なさいます。

都市ボーイズの大きな特色は、何と言っても

「守備範囲の広さ」

でしょう。

たとえば「実話怪談専門」、「UFO・宇宙人ネタ一筋」のような人・番組ももちろん素晴らしいと思います。

しかし、都市ボーイズの繰り出すネタは、遠い外国の話や我々一般人には縁遠い世界から、我々の日常の近くに潜んでいる怖い話・恐ろしい事実まで、種類が豊富です。

 

器用貧乏ではなく、トップレベルのネタが多数!

かと言って、お二方ともいわゆる「器用貧乏」タイプではありません。

早瀬さんは、毎年夏に放送されるテレビ番組

「稲川淳二の怪談グランプリ」

で2017年と2019年の2回、並み居る有名・人気怪談師たちを破って優勝なさっています。

古くからの怪談ファンをも唸らせるネタの持ち主です。

また、新宿区歌舞伎町で生まれ育った岸本さんも、斬新かつ濃い、またはエグい内容のネタを多数お持ちです。

「Youtubeで無料で教えずに、本やDVDにまとめて売った方が、間違いなく儲かるのでは?」

と、要らぬ心配をしてしまうクオリティーの高さです。

お二方とも放送作家として、様々な仕事をなさってきただけに、幅広い人脈を駆使して取材・ネタ集めをなさっています。

あちこちに取材に向かわれるフットワークの軽さも、良質のネタを集める武器の一つでしょう。

 

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満を持して、都市ボーイズ監修の書籍が出版!

随分と前置きが長くなってしまいましたが、2021年5月末に、都市ボーイズのお二方が監修を務められた書籍

「犬鳴村ミステリー 怖い村の話」(宝島社)

が出版されました。

私も早速Amazonで注文し、読んでみました。

日本各地(外国も含む)の村・集落や島といった場所が舞台となった話が、39話収録されています。

これらについては、実際の執筆者は明記されていません。

何話かおきに、早瀬さんと岸本さんによるコラムが挿入されており、計25話入っています。

本書は四章から成っており、第一章「怖い村の話」には、多くの怪談本や都市伝説本で取り上げられている

「花魁淵」

「杉沢村」

「犬鳴村」

といったメジャーな場所が登場します。

他の章でも、

「つけび村」

「上九一色村」

「八丈島」

「奴隷島」

など、心霊・都市伝説ファン大好物のネタが語られています。

第四章「怖い奇習」の各話は、一般的な怪奇本とは異なる趣があり、個人的には特に興味深く読みました。

 

単なる『怖い本』ではなく、民俗学的要素も。飽きずに最後まで読める!

この本は約250ページで、特別分厚い本ではありません。

しかし、活字数や情報量が多く、サラっと読み流せる本ではありません。

それぞれの話や場所に関する背景知識についても、詳しく書かれています。

ただ単に

「怖い本」

を読むというよりは、

「民俗学の本」

を読んでいる感じにもなります。

また、怖さの種類についても、まさしく「怪談」的なものもあれば、生きている人間の心が怖いという「ヒトコワ」的なものもあります。

そのため、飽きずに最後まで読み進められます。

 

最後に・・・。

読む前から

「都市ボーイズが携わっている本だから、ハズレということはないだろう・・・。」

と思っていましたが、読み終わると

「さすがは都市ボーイズの本だけのことはある。やっぱり面白かった!」

というのが、私の感想です。

一回読んで終わりという類の本ではなく、何回でも読み返したくなる、質の高い本です。

定価1,320円ですが、価格よりはるかに値打ちのある、

読みごたえ100点満点

の本と自信を持って言えます。

怪談や都市伝説に興味をお持ちの方には、是非お読みいただきたい一冊です。


 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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