買取に出す時は、業者に色々聞いて知識を学ぼう!

昨日のブログで古い書籍・雑誌の買取について書きましたが、店頭へ持ち込んだり、出張査定に家まで来てもらうと、業者の方々はやはりプロだなあと改めて感心します。

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積み上げられた古本

 

業者の方々に質問してみると、色々な知識が手に入る!

もちろん、こちらの出した品物が全て高値になることはなく、事前にネットでの簡易査定がある場合でも、実物を見た結果、買取価格が下がってしまうことも普通にあります。

私はこうした業界の裏事情(?)にも興味があり、世間話の合間にチョコチョコ業界の現状を聞いたり、売れ筋の品やだぶついている品を尋ねたりします。

業者の方々も、結構本音や細かい事を教えてくれることがあります。

そうした話を聞いていると、

「さすがプロだな。色々勉強してるなー。」

と感心します。

 

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買取の定番、記念硬貨や切手の買取は厳しい!

一時期、嫁の実家に眠っていた記念硬貨を売って、少しでも利益にしようと企んだことがありました。

3~4社ほどに査定をしてもらったのですが、結果はどこも定価(要するに500円硬貨なら500円)にしかなりませんでした・・・。プレミアムが付かず、これでは買取及び売却の意味がありません。

しかし、こちらが色々質問すると、どこの業者の方もきちんと理由(発行枚数が多い、ケースがない、記念の出来事自体が大して重要でない・・・など)を説明してくれたので、勉強になりました。

切手は査定してもらったことがありませんが、業者の方によると、切手も硬貨と同じく高値での買取はなかなかないそうです。

今は切手のコレクターも減っており、よほどの稀少品でないと高値は付かないとのこと。

 

まんだらけでも、丁寧に説明してくれる!

また、「まんだらけ」の査定スタッフの方々も、ただ単にデータベースなどで調べるだけでなく、マンガやアニメ、フィギュア・おもちゃなどの知識が豊富です。

夫婦で初めて古本マンガを数冊持ち込んだ時のことです。

査定カウンターで本を渡すと、受付の若い店員さんは表紙をザッと見て

「こちらはヴィンテージコミックになりますので、専門の査定スタッフを呼んで参ります。」

と、カウンターから出て店の奥に行ってしまいました。

2~3分待っていると、さっきの店員さんともう一人、見たところ40歳台くらいの男性の店員さんが戻って来ました。

いかにもベテランっぽい店員さんは、

「これからしばらく査定させていただきます。恐れ入りますが、少しばかりお待ちください。」

と言うと、カウンターの奥に本を持って行きました。

我々は10~15分ほど店内をブラブラし、特にヴィンテージマンガのコーナーを見物していました。

そうこうするうちに査定終了を告げるアナウンスが入り、我々はカウンターに戻りました。

ベテラン店員さんは、一冊ずつ状態や流通・在庫状況などを詳しく説明してくれました。

思っていたほどの値段は付きませんでしたが、説明が分かりやすく納得できたので、全部売却しました。

 

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最後に・・・。

我々素人、特にマニアの人の自己査定は、いくらインターネットなどで大体の価格帯を把握していても、どうしても気持ち分が上乗せされがちです。

しかし、プロはそうした感情抜きに、冷静に査定します。

やはり、どの世界でもプロはアマチュアよりはるかに上なのだと実感します。

皆様も不要な物を売却したい時は、業者さんに色々質問してみてください。

今後に役立つ知識をたくさん得られます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

興味がございましたら、こちらもお読みください。

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