こんにちは。husband(@kumafumoblog)です。
学生にとっても社会人にとっても、
「文章力」
は非常に重要な能力の一つです。
どんな教科を学ぶにしても、教科書や問題の内容を正しく読み取ったり、自分の意見や解答を正確かつ明瞭に表現する能力は欠かせません。
あと10日ちょっとで2020年、令和2年も終わろうとしています。今年はコロナに明けコロナに暮れる一年でした。社会人のみならず学生の方々もオンライン授業、夏休み短縮、時間割の変更などに振り回され、落ち着いて学校生活を楽しめなか[…]
社会人も同様で、社内外問わず様々なビジネス文書を読み書きする中で、文章力の欠如は致命的となり得ます。
文章力向上の特効薬は見当たらない・・・。
しかし、
「どうすれば文章力が向上するのか?」
という問いに対しては、学者や作家などの専門家でも答えるのが困難でしょう。
定番となりそうな答えとしては、
「たくさん本を読む」
「普段から文章を書き、他人に添削してもらう」
あたりでしょうか。
至極真っ当な答えですが、あまりにもザックリとしています。
しかし、他にもっと具体的で即効性のありそうな答えとなると、なかなか見つかりません。
かく言う私も、学者や国語教師ではなく、単なる素人です。
万人に当てはまるような助言など、できるはずもありません。
新聞一面のコラムを読み比べると、良し悪しが分かってくる!
ただ、自分の経験から一つだけ、有効ではないかと思える方法があります。
それは、
「新聞のコラムを複数読み比べること」
です。
各紙とも一面の下の方に、細長いコラムの部分があるはずです。
それぞれの新聞社の中でも、「名文家」と言われるような記者や論説委員が、毎日様々な話題について文章を書いています。
やはり旬の話題が中心になるので、各紙ともコラムの題材は毎日似通ってきます。
それぞれのコラムを読んでみると、切り口の違いや構成の優劣、語彙力などの差が我々読者にも結構分かってきます。
大手新聞のコラムだから素晴らしい内容ばかりという訳でもなく、中には
「この程度の内容で、よく一面のコラムを書かせてもらってるな・・・。」
と思ってしまうコラムもあります。
反対に地方紙のコラムでも、大手紙のコラムよりはるかに優れた文章が載っていることもしばしばあります。
生保レディーが配ってくれたチラシに、数社のコラムがまとめられていた!
私は、「新聞芸人」としてテレビでおなじみの「プチ鹿島」さんのように、新聞を十紙ほど定期購読している訳ではありません。
若い頃、職場に来ている「第一生命」の生保レディーの方が、その日の朝刊各紙(6紙ほど)のコラムをA4用紙一枚にまとめたチラシ(第一生命本体が作成?)を、保険加入者に毎日配ってくれていました。
それを毎日読み続けているうちに、前述したような各コラムの違いが段々分かるようになってきたのです。
特にテーマが同じだと、比較がしやすいです。
最近も配ってくれているのかは分かりませんが、非常にありがたいサービスでした。
最後に・・・。
毎日5~6紙を読み比べるのは、困難だと思います。
しかし、ご自宅と職場などで購読されている新聞が異なっていれば、コラムを読み比べてみることをお勧めします。
特に、文章の組み立ての面で参考になると思います。
文章教室などに通う時間も費用も要らず、そのわりには効果が期待できる方法かと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。