大河ドラマでは描かれない「庶民の明治時代」を知りたい!

2021年(令和3年)のNHKテレビ大河ドラマは、明治日本の様々な産業の発足に携わった

渋沢栄一(新しい一万円札の顔)

の生涯を描いた

「青天を衝け」

であることは、皆様もご存知の通りです。

幕末~明治の世が舞台で、大河ドラマでは幾度となく扱われてきた時代です。

 

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幕末・明治に興味を持ち、様々な本を読んだが・・・。

私は坂本龍馬をきっかけに、幕末~明治の歴史に興味を持つようになりました。

それ以降様々な本を読み、司馬遼太郎さんの小説も幕末~明治が舞台の

「龍馬がゆく」

「翔ぶが如く」

「坂の上の雲」

は完読しました。

また、横山源之助や松原岩五郎など、貧困・格差の問題を明治時代に既に取材していたジャーナリストの著作も、数冊読みました。

ただ、ほとんどの歴史本や司馬作品では、教科書に名前が載るほどの有名な人物や、薩摩・長州藩や明治新政府など「お上」の組織が題材となっています。

また、横山などの著作では、いわゆる「貧民街」や「貧しい農村」の悲惨な状況が題材です。

 

明治日本の大多数だった『庶民』の日常がよく分からない!

日本の人口の大多数を占めていた

「庶民」

すなわち平均的な一般国民(もちろん、決して裕福ではなかったでしょうが)の生活について、詳細に書かれた書籍や小説には、未だ出会っていません。

単に私が勉強不足なだけで、そうした書籍や小説は探せばいくらでもあるのかもしれません。

明治時代を舞台にした小説や映画で、偉人・有名人の出て来ない作品は確かに多数存在します。

ただ、物語だから当然なのですが、主人公などの境遇が特殊だったり、一般社会とは違う世界の話だったりしがちです。

「平凡に生まれ、平凡に生き、平凡に死んだ」

圧倒的多数の日本人の生活について教えてくれる作品は、正直思い浮かびません。

 

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21世紀と違い、明治の世では生活の記録が少なかった?

21世紀の現在は、明治時代とは比較にならないほど多くの出版物が発行されています。

そして、インターネットの発達により、一般人の生活がWebサイト、ブログ、SNSで文章・写真・動画の形で記録されています。

誰もが自分の人生の記録を、半永久的に残せるようになりました。

このブログを書いている私も、そうした恩恵に与っている一人です。

一方、明治時代と言えば、文章を書いて記録・保存するには、本を書いて出版するか日記を書いて保存するしかありませんでした。

 

本を書いて出版できる人は、『エリート』が多かった!

現代と比べれば、明治の日本では教育水準の格差も非常に大きかったので、本を書こうという人自体が現代よりはるかに少なかったはずです。

我々が現在も読める文学作品にしても、例えば夏目漱石など明治日本の社会で

「エリート」

だった人たちによって書かれた作品が大多数です。

普通の

「市井の人」

と同じ立場・目線で物語を書くこと自体、無理な話でしょう。

そして、本物の「市井の人」の生活を物語にしても、ドラマとしては盛り上がらないでしょう・・・。

 

最後に・・・。

立身出世とは全く無縁で、坂の上の雲を掴もうとも思わなかった、ほとんどの明治日本人たちが、どのような思いで毎日を生きていたのか?

そうした興味が最近強くなっています・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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