なぜ日本代表を「サムライ」「侍」と呼びたがるのか?

スポーツ、特に集団競技では

「日本代表」

チームが注目を集めます。

そして、野球やサッカーなどでは「侍ジャパン」、「サムライブルー」といった愛称が付けられています。

日本では他にも「なでしこジャパン」(女子サッカー)、「フェアリージャパン」(女子新体操)、「ポセイドンジャパン」(男子水球)などの愛称(全く広まっていないのもありますが・・・)があります。

ここまで代表チームに愛称を用いるのは、日本だけではないか?と感じます。

 

スポンサードリンク

 

外国では、代表チームが色で呼ばれることが多い!

外国でも、サッカーなどの代表チームに愛称がある国はいくつもあります。

しかし、

フランスの「les bleus」(レ・ブルー、青色)

イタリアの「azzuri」(アッズーリ、青色)

オランダの「oranje」(オランイェ、オレンジ色)

など色の名前(国旗の色や、歴史上の人物に関する色など)が大抵のパターンです。

「侍」、「なでしこ」など細かく分かれている国は、私が知る限りでは他に見当たりません。

 

『SAMURAI』は外国で正しく伝わっている?

そもそも以前から疑問に思っていたのですが、マスコミはなぜ男子スポーツの代表に

「侍」

「サムライ」

という言葉を付けたがるのでしょうか?

もちろん侍と言えば江戸時代までの

「武士」

のことであり、男性しかなれませんでした。

日本では「侍」、「サムライ」という言葉を聞くと

「勇ましい」

「男らしい」

「強い」

という印象を持ちます。

しかし、日本国外でどれだけ

「SAMURAI」

という単語は正しく認識されているのでしょうか?

また、「SAMURAI ~」という表記からすぐに「日本の代表チーム」だと理解されるのでしょうか?

ちなみに、外国では

「侍」と

「忍者」

が混同されている場合も多いようです・・・。

 

スポンサードリンク

 

日本で『サムライ』の数は、非常に少なかったのだが・・・。

このブログでも記事に書いたことがありますが、江戸時代の日本において武士階級の人口は

全体のわずか10%程度

でした。

武士の割合が非常に高かったとされる薩摩藩でも、30%ほどだったそうです。

現在の日本人の大多数は、家系を遡って調べても、先祖に誰一人「サムライ」はいなかったはずなのです。

 

関連記事

皆様は、自分のご先祖や家系についてどれだけご存知でしょうか?最近、自分の家の家系図を作るのが静かなブームになっていると、ある雑誌で読みました。また、NHKテレビの「ファミリーヒストリー」が長寿番組となっています。そう[…]

三人の武士の銅像

 

ただ、代表チームの愛称を

「農民ジャパン」

「町人ジャパン」

などとしても、全く強そうな雰囲気がなく、国民の声援を集められそうにありませんが・・・。

 

『大人の事情』から生まれたネーミングでは・・・。

こうした愛称は、テレビ局や新聞社、広告代理店などが絡んだ、いわゆる

「大人の事情」

から生まれたもののようです。

そうした事情が垣間見えるどころか、堂々と表に出てしまっているネーミングは、いかがなものでしょうか?

正直なところ、日本国民でも実際に「侍ジャパン」、「サムライブルー」の言葉を使っている人は、ほとんどいないはずです。

野球やサッカーの話題について話す時でも、ほぼないに等しいのでは?

 

代表選手にも『サムライ』に似つかわしくない人が・・・。

また、野球にしてもサッカーにしても、代表選手の中には

「茶髪」

「金髪」

「ロン毛」

「極細眉毛」

など、割と「チャラい」風貌の人が結構見受けられます。

外見的には、「サムライ」から遠く離れてしまっています・・・。

むしろ高校野球や高校サッカーの選手の方が、黒髪に丸坊主あるいはスポーツ刈りの

「昔の日本男児」

的な人が多く、まだ「サムライ」のイメージに近い感じです。

 

最後に・・・。

そろそろ、どちらの代表チームにも新しい愛称、それも国民から使われそうな愛称を考えるべきではないでしょうか?

個人的には、無理に愛称など付けなくとも、単に

「日本代表」

で全く問題ないと思うのですが・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク