関西限定「ひやしあめ」が意外な場所でよく売られている!

日本は狭い国ですが、47の都道府県に分かれています。

各都道府県に独自の習慣や食文化が根付いており、人気テレビ番組

「秘密のケンミンSHOW」

ではそういったテーマが扱われています。

食べ物だけでなく、飲み物にも都道府県あるいは地域限定の人気ドリンクがあります。

 

スポンサードリンク

 

関西発祥の『ひやしあめ』は、他の地域ではマイナーな存在!

このブログでは、飲み物に関する記事が30本以上あり、割と多くの方に読んでいただいています。

過去に取り上げた

 

「ドクターペッパー」

 

関連記事

こんにちは。husband(@kumafumoblog)です。皆様は、ドクターペッパー(Dr Pepper)という炭酸飲料をご存知でしょうか?日本では1973年(昭和48年)から販売されており、製造・販売は日本コカコーラです[…]

氷が入ったコーラのグラス

 

「リボンシトロン」

 

関連記事

こんにちは。husband(@kumafumoblog)です。リボンシトロン(RIBBON CITRON)という炭酸飲料を、現在どれほどの方が御存知でしょうか?元々は、1909年(明治42年)にサッポロビールの前身、大日本麦[…]

グラスに注がれたサイダー

 

は、製造・販売に関する地域的事情のため、全国に流通が行き渡っていない商品でした。

今回ご紹介する

「ひやしあめ」

は、特定の企業が開発した飲み物ではありません。

関西地方が発祥の飲み物です。

そのため、大々的な宣伝や販売キャンペーンなどは行われませんでした。

関西以外の地域で「ひやしあめ」の話をしても、ピンと来る人は少数派でしょう。

 

『ひやしあめ』は大阪発の滋養ドリンクだった!

「ひやしあめ」が一体どんな飲み物なのか、まず説明しましょう。

麦芽水飴をお湯で溶かし、そこに生姜(しょうが)の搾り汁やおろし生姜を加えて冷やした飲み物です。

漢字で書くと「冷やし飴」です。

しかし、お店のメニューや瓶・缶入り商品などのラベルでは、大抵「ひやしあめ」と平仮名表記されています。

ちなみに、温かいままで飲むこともでき、その場合は「飴湯」と呼ばれます。

様々なキャンディーの製造・販売で有名な

「カンロ」

のWebサイトによると、「ひやしあめ」の発祥とされるのは、江戸時代の大阪は心斎橋にあった「飴湯」の屋台だそうです。

夏になると飴湯を冷やして、滋養飲料として飲まれていたとのこと。

 

スポンサードリンク

 

第二次世界大戦後は、近畿・四国地方のみで普及・・・。

その後、関東地方や東海地方にも普及して行きました。

ところが、第二次世界大戦の時代に空襲を受け、その影響で関東などの「ひやしあめ」製造業者のほとんどが廃業してしまったのでは?と推測されています。

以降は、Wikipediaの記述によると、近畿及び四国地方以外では普及していないとのこと。

 

高齢世代がよく飲むイメージだが、『粉もん』の店でよく売られている!

しかし、大手メーカーの清涼飲料のように、多数の人が飲んでいるわけではありません。

どちらかと言うと、年齢層の高い方々が好んで飲むというイメージが強いです。

平成生まれの若者で

「ひやしあめ大好き!」

という人は、かなりの少数派でしょう。

ところが関西では、お好み焼きやたこ焼きなど

「粉もん」

を売っている個人商店(駄菓子屋も兼ねている所が多い)で、「ひやしあめ」を売っている確率がかなり高いのです。

店頭のカウンターに透明のタンクがいくつか置いてあり、果物ジュースやグリーンティー(平たく言えば冷たい緑茶)と一緒に、「ひやしあめ」もタンクに入って売られています。

注文すると、プラスチックの透明カップに入れてくれます。

若者や子供よりも、ご高齢のご婦人が注文なさるのを時々見かけます。

 

大阪や京都のメーカーが『ひやしあめ』を製造・販売継続中!

また、大阪や京都のメーカーでは、「ひやしあめの素」や、瓶・缶・紙パック入りの商品が今でも製造・販売されています。

このブログでもご紹介したことのある、大阪の飲料メーカー

「サンガリア」

が、スチール缶入りのその名もズバリ「ひやしあめ」を製造・販売しており、サンガリアの自販機に入っていることが多いです。

スーパーでは、これまた大阪の飲料メーカー

「ハタ鉱泉」

の瓶入り「ひやしあめ」が売られているのも見かけます。

いずれも、Amazonやヨドバシ・ドットコムなどのネット通販サイトで購入可能です。

 

なぜ『ひやしあめ』が『粉もん』と一緒に売られているのか?

それにしても、私の心の中でくすぶり続けているのが

「なぜお好み焼きやたこ焼きといった『粉もん』の店で、『ひやしあめ』が売られている確率が高いのか?」

という疑問です。

一つ思い浮かんだ仮説は、

「コーラなど一般の清涼飲料を仕入れて売るより、自分の店で『ひやしあめ』を一から作って売った方が、利益率が高いからでは?」

という超下世話なものでした・・・。

「ひやしあめ」は、特定の企業が開発して独占的権利を持っている飲み物ではありません。

またレシピは簡単なので、個人で調合を工夫して作ることもできます。

関西という土地柄を考慮すると、上記の仮説もあながち間違いとは言い切れないのでは?

 

最後に・・・。

私自身は、生まれてから今日まで、「ひやしあめ」を飲んだことは3回くらいしかありません。

初めて「ひやしあめ」を飲んだのは、小学五年生のある夏の日でした。

同じクラスの男の子の家に遊びに行った際、お菓子と一緒に「ひやしあめ」を出してもらったのです。

最初の一口を飲んだ時、

「ちょっと苦いな・・・。」

と思いましたが、その後ジワジワと甘さが口の中に広がり、

「あっ、結構おいしい・・・。」

と思い、残さず飲み干しました。

しかし、世の中には既に様々な飲み物が溢れており、それ以降私が「ひやしあめ」にハマる機会は、ついぞ訪れませんでした・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スポンサードリンク