「挨拶」
という言葉をすぐに
「あいさつ」
と読める人は、結構多いのではないでしょうか。
一方、反対に「あいさつ」を「挨拶」と漢字でスラスラと書ける人は、少ないはずです。
この字の読み書きができるかできないかは、人生においてさほど問題とはなりません。
しかし、挨拶ができるかできないかは、人生において重大な問題となり得ます。
挨拶できない人=ダルい人であることが多い!
皆様の周囲にも一人や二人は、
「挨拶できない人(=しない人)」
がいるのではないでしょうか。
そういう人はえてして
「ダルい人」
でもある人が多いです。
仕事や勉強は割とできる方だが、他人とのコミュニケーションに難があるタイプです。
中には、相手によってはキチンと挨拶する
「人を見て対応を変える」
タイプの人もいます。
個人的には、最も嫌いなタイプです。
2021年(令和3年)が始まって早くも1ヶ月が経ちます。あと2ヶ月ほどで4月となり、日本企業には新入社員が入社して来ます。昨年からのコロナ禍の影響で、新卒採用を見送った企業もありますが、多くの企業は数こそ減らしても採用自体は[…]
挨拶すらできない人間に、どんな大きな事ができる?
私は、挨拶をするから偉いとは思っていません。
挨拶など誰でも絶対にできるはずです。
世界中に挨拶の言葉が存在します。
そんな簡単なことをやらない人間は、どれだけズボラあるいは覇気がないのか?と思ってしまいます。
どれだけ能力の高い人間でも、この点に問題があると、それだけで信頼を置くことができません。
また、そういう気もなくなります。
『目上の人間』こそ率先して挨拶しろ!
中年以上の人、例えば会社での役職者で、そうしたことを指摘する人は結構います。
しかし、そういう人に限って自分は挨拶ができていない場合が多いのです。
これも個人的には強調しておきたいのですが、挨拶は後輩や部下といった
「目下の人間」
が先輩・上司など
「目上の人間」
に行うだけでは決してありません。
いくら目上の人間でも、気付けば自分から先に声をかけ、挨拶すればいいだけのことです。
役職者の立場になると、それを忘れてしまうのか
「挨拶はされるもの」
「下の者には挨拶しないでいい。」
みたいな勘違いをしてしまう人間が増えます。
繰り返しますが、挨拶に上下関係など存在しません。
むしろ、上の立場の人間が率先して、周囲に挨拶して回るくらいのことをしてこそ、下の者も挨拶の重要性を理解するようになります。
最後に・・・。
テレビのニュースで目にする政・官・財界の
「お偉方」
には、挨拶のできなさそうな人が結構見受けられます。
不祥事を起こす人は、大抵そういう感じが表に出ている人間です。
私は
「あの人、仕事のできない人だ。」
と陰口を叩かれても構いませんが(事実その通りなので・・・)、
「あの人、挨拶もまともにできない、非常識な人だ。」
とは言われないように心掛けているつもりです・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
興味がございましたら、こちらもお読みください。
2021年度、すなわち令和3年度が始まって、2ヶ月が経過しました。新しく社会人となられた方々にとっては、あっと言う間に過ぎた慌ただしい2ヶ月かと思います。例年と違い、新型コロナウイルスに日本中が振り回される中での社会人デビュ[…]
2020年(令和2年)の一時期、日本各地の企業(大手やIT系がほとんどでしたが・・・)で、「リモートワーク」「オンライン会議」がブームとなりました。「ZOOM」(ズーム)というIT企業の名前が、一気に[…]