ドイツ語の「こんにちは」は「Guten Tag」だけじゃない!

日本では一部の私立学校を除いて、高校までで学ぶ外国語と言えば

「英語」

のみです。

大学に入学して初めて

「第二外国語」

として英語以外の外国語を履修します。

近年は種類が多くなっていますが、昔はドイツ語とフランス語くらいしかなかったそうです。

現在でも、メジャーな第二外国語は上記の二つでしょう。

 

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ドイツ語の文法の難しさに苦労した・・・。

私は、大学では第二外国語にドイツ語を選択しました。

文法や語彙が英語に近い、ドイツ語を選ぶ学生が多いとということを聞いていたのが理由です。

授業自体は割と面白く、真面目に勉強した方です。

しかし、文法は英語よりはるかに難しいものでした。

名詞の性(ドイツ語では、男性名詞と女性名詞、さらに中性名詞もあります・・・)、名詞や形容詞の語尾変化・格変化、動詞の活用形の多さなどには苦労しました。

私だけでなく多くの学生が

「英語って、他の言語に比べると簡単な方だったんだ・・・。」

と思ったはずです。

 

NHKラジオの『ドイツ語会話』を聴き始めた!

大学1年生の秋からは、NHKラジオ第二で

「ドイツ語会話」

を聴くようになりました。

細かい部分は忘れてしまいましたが(約30年前なので・・・)、ドイツに留学中の日本人学生(確か名前は「カンイチロー」だった)が、休暇中に長距離列車の食堂車でウェイターのアルバイトをするといった話でした。

同じく学生だった(?)ドイツ人の同僚男性との会話がメインだったと思います。

 

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『こんにちは!』は『Guten Tag!』だと思っていたが・・・。

ドイツ語で「こんにちは!」を意味する言葉が

「Guten Tag!(グーテン・ターク!)」

というのは、日本でも有名です。

大学の授業でも、最初に習います。

しかし、「ドイツ語会話」をしばらく聴いていると、ある時レギュラーゲストのドイツ人が

「グリュスコット!」(という風に聴こえた)

と挨拶しました。

どういう意味か全く分からずにいると、日本人の講師が説明してくれました。

文字にすると

「Grüß Gott!」(あえてカタカナ表記すれば「グリュス・ゴット!」)

となります。

Grüß は grüßen(挨拶する)の命令形、Gott は「神」を意味する男性名詞です。

ベタに日本語訳すると

「神様に挨拶しなさい!」

という感じでしょうか。

ミュンヘンなどドイツ南部では、普通に使われるとのことでした。

ここでは省略しますが、ドイツ国内でも地方によって、いくつか異なる「こんにちは!」の挨拶の言葉があります。

 

最後に・・・。

10年くらい前、この話を大学時代からの友人(このブログに何回か登場しています)にしました(彼もドイツ語履修者)。

その友人は公務員で、当時ある公立大学に勤めていました。

しばらくして、大学で交流のある文学部の先生(ドイツ文学専攻)の研究室を訪れた際、

「Grüß Gott!」

と挨拶しました。

すると、その先生がビックリしたそうです。

「何でその言葉知ってるんですか?」

と聞かれたと、友人は後日話していました。

皆様も、もしドイツ南部出身のドイツ人と知り合ったら、

「Guten Tag!」ではなく

「Grüß Gott!」

と挨拶なさってみてはいかがでしょうか。

相手の驚いた顔が見られるかもしれません・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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