サッカーと学業が両立できる名門クラブがある!

日本では、スポーツをする際に

金持ちのスポーツ

平民のスポーツ

という観点はあまりありません。

サッカーは日本でもメジャーなスポーツですが、世界的には

「平民のためのスポーツ」

です。

 

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貧困から這い上がったサッカー選手は多い!

サッカーの母国イギリス(厳密にはイングランド)では、富裕層の子弟はラグビーをやることが多いそうです。

他の国でも、貧困層の少年たちはプロサッカー選手になり、豊かな生活をすることを夢見ています。

例えば南米のブラジルは、サッカー大国として有名ですが、

ファベーラ(スラム街)

出身の名選手は多数います。

 

学業を止めてサッカーに専念しても、プロになれる確率は?

国の政治経済・教育制度によって違いはありますが、多くの国では才能のある10代の選手たちは、学業を途中でストップします。

あるいは、経済的状況からストップせざるを得ません。

上記のブラジルでは、プロサッカー選手で高校卒業以上の学歴を持つ人は珍しいそうです。

日本では考えられない話です。

しかし、そのように生活の全てをサッカーに捧げて練習しても、プロになるのは大変狭き門です。

どの国でも、確率は非常に低いのです・・・。

大多数の選手は、プロになれずに去って行くことになります。

そうなると、学歴も技能もなく、サッカーが上手いだけの一般人となってしまいます。

その後の人生に、大きなマイナスの影響を及ぼしてしまいます。

 

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学業のサポートをしてくれるプロサッカークラブ!?

どこの国でも大抵のサッカークラブは、ジュニアやユース世代の練習生に関し、学業のサポートなどはしません。

学校ではなく、プロサッカークラブなのだから、ある意味当然です。

しかし、中には練習生たちの将来を考え、学業のサポート(あるいはそれ以上のこと)を行っているクラブが存在します。

そうした二つの名門クラブについて紹介します。

 

オランダの名門は、クラブハウスで勉強を見てもらえる!

一つ目は、オランダの名門かつ強豪クラブ、

アヤックス・アムステルダム(Ajax Amsterdam)

です。

欧州チャンピオンズカップ(リーグ)で4回の優勝を誇り、所属選手及び出身選手の多くが、オランダを初め各国の代表選手です。

アヤックスは、小学生からの育成システムを持っています。

ジュニアチーム→ユースチームを経て、10代(17〜18歳)でトップチームでデビュー(プロとして)する選手も多いです。

オランダでは10代と言えば、ほとんどが高校に通っています。

練習は、高校の授業が終わってからとなります。

アヤックスの練習場にあるクラブハウスには、

教員免許を持ったスタッフ

が複数人常駐しているそうです。

選手たちは練習の後、授業や宿題で分からない所を質問できるのです。

アヤックスがいくら若手を育てて積極的に起用すると言えども、練習生の大部分はプロになれずに終わります。

そうなっても第二の人生で困らないため、クラブ側が配慮し、学校の勉強を疎かにしないようにしているのです。

プロになれたとしても、一般教養は大事です。

 

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アルゼンチンの超名門も、優れた育成システムを誇る!

二つ目は、アルゼンチンでボカ・ジュニオールズと並ぶ超名門、

リーヴェル・プレート(River Plate)

です。

ボカと同じく、首都ブエノスアイレスを本拠地とするクラブです。

リーヴェルも、ジュニア・ユースの育成システムの優秀さに定評があります。

今までに、数多くの名選手(アルゼンチンや南米諸国の代表選手)を輩出してきました。

 

何と、ホームスタジアムの中に・・・。

アルゼンチンでも10代の若者は、普通なら中学校・高校に通うはずです。

しかし、プロを目指すために高校へ行かない(あるいは中退する)選手も結構多いそうです。

ところが、リーヴェルは驚くべき方法で、若い選手たちの学業をサポートしています。

何とホームスタジアムの中に、高校を設立したのです。

 

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元代表選手も、スタジアムの高校を卒業!

正規の高校と同じカリキュラムで授業が行われ、全ての単位を取得すれば、正式に高卒の資格が認定されるのです。

1990年代末〜2000年代後半に活躍した元アルゼンチン代表FW

ハヴィエル・サヴィオラ(Javier Saviola)

は、17歳でトップチームデビューを果たしました。

練習の傍ら、スタジアムの高校に通っていました。

サッカーと学業の

「二刀流」

を両立し、高校も卒業しました。

リーヴェルの下部組織の選手たちも、ほとんどはプロへの夢破れて去って行きます。

しかし高校卒業の資格があれば、新しい人生の道を切り拓いていくことができます。

そういう意味では、大変ありがたいシステムです。

 

最後に・・・。

日本のJリーグでも、選手の引退後の

セカンドキャリアの構築

は、重要課題の一つとなっています。

日本人のJリーガーは、大多数が高卒以上の学歴を持っています。

しかし実際は、高校や大学でもサッカー漬けで、勉強とはほぼ無縁・・・といった選手が多いです(他のプロスポーツでも同様ですが・・・)。

日本ではJリーグクラブの下部組織より、高校や大学が育成の大きな役割を担っています。

高校や大学は、れっきとした教育機関です。

もっと選手たちの学業をサポートするようにすべきです。

でないとこれからも、引退してから途方に暮れる選手が続出すると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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