2025年大阪万博、過去の開催都市覚えてますか?

2022年(令和4年)9月現在、日本のメディアでは

「東京2020」

をめぐる汚職事件が、大きな話題となっています。

コロナ禍真っ只中の2021年(令和3年)7月、1年遅れで強行開催された五輪でした。

「やっぱり、あちこちで裏金が動きまくってたんで、中止という選択肢は初めからなかったんだな・・・。」

と思わざるを得ません。

 

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2025年『大阪万博』が、大阪以外ではほぼスルー?

ところで皆様は、3年後の2025年4月に開幕する

「2025 大阪万博」

のことを覚えておいででしょうか?

大阪市此花区の埋立地

「夢洲(ゆめしま)」

で開催されます。

ところが、関西(実質的に大阪)のテレビやラジオ、新聞で取上げられるのみです。

全国区のメディアでは、ほぼスルーされている状態です。

関西地方でも大阪府以外では、全く盛り上がっている気配が感じられません。

一応、正式には

「大阪関西国際博覧会」

という名称になっています。

しかし、関西の他5府県にとっては、正直

「他人事」

のイベントなのでしょう。

 

万博は、五輪やワールドカップよりかなり地味・・・。

そもそも、

「万博=国際博覧会」

そのものが、五輪やワールドカップといったスポーツイベントに比べると、かなり地味な存在です。

認知度自体が低く、人々の記憶にも残りにくいです。

1970年(昭和45年)の大阪万博については、確かに今でも語り継がれています。

しかし、他の国々からすれば

「単なる過去の万博の一つ」

でしかありません。

日本にとって、他の国の万博も同様です。

外国で開催された過去の万博について、覚えている人はごく少数のはずです。

 

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万博には2種類ある!

万博と一口に言っても、実は2種類あります。

「登録博覧会(登録博)」と

「認定博覧会(認定博)」

です。

登録博は、1995年以降は

5年ごと

に開催されています。

開催期間は、最大10ヶ月。

認定博は、2つの登録博の中間期間に開催可能です。

開催規模に関して、厳しい制限が設けられています。

開催期間は、最大6ヶ月。

「2025 大阪万博」は、登録博です。

21世紀に入ってから、4つの登録博が開催されました。

皆様は、4つともご存知でしょうか?

 

2つは、アジアで開催された!

2005年(平成17年)に愛知県で開催された

「愛知万博」(愛・地球博)

について、愛知県民以外でどれだけの方が覚えていらっしゃるでしょうか?

「ピッコロ」

「モリゾー」

というイメージキャラクターの関連グッズが、多数販売されていました。

そうしたグッズは、今どうなっているのでしょうか・・・。

5年後の2010年(平成22年)には、中国で

「上海万博」

が開催されました。

来場者数(延べ人数)は約7,300万人で、黒字を達成しました。

ただ、事前のインフラ整備で

4〜5兆円の巨額費用

を注ぎ込んでおり、それも含めればぶっちぎりの赤字となります。

日本からは割と近いですが、日本人観光客が多数来場したというニュースは、ついぞ聞くことがありませんでした・・・。

 

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次の2つは、欧州と中東で開催された!

さらに5年後の2015年(平成27年)には、イタリアで

「ミラノ万博」

が開催されました。

わずか7年前の万博ですが、ミラノ万博を覚えていらっしゃる方はおろか、ご存知の方すらかなり少ないのではないでしょうか。

テレビ番組で詳しく紹介されたのは、私が見た限りでは京都のテレビ局

「KBS京都」

の番組

「京biz S」(当時の番組名。現在は「京biz」)

くらいしかありません。

 

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蛤御門の全景

 

メインキャスターの竹内弘一さんが、京都府・京都市の使節団に同行し、現地で取材なさったVTRが放送されていました。

そして直近の万博(登録博)は、2021年10月1日から2022年3月31日まで、中東のUAE(アラブ首長国連邦)で開催された

「ドバイ万博」

です。

本来は、2020年10月からの予定でした。

しかしコロナ禍の影響により、ほぼ1年延期の上開催されました。

日本や他の国でも、ほとんど話題になりませんでした・・・。

そして、閉会式まであと1ヶ月ちょっとの今年2月末。

ロシアがウクライナへ侵攻。

世界中のメディアの関心がそちらへ向き、ほぼ注目されないまま閉幕しました・・・。

 

万博の実態は、大いなるローカルイベント!

入場者数(総数)は、

愛知で2,200万人。

上海で約7,300万人。

ミラノで約2,150万人。

ドバイで約2,300万人。

しかし、おそらくどこの万博でも、入場者の大多数は自国民でしょう。

万博へ行くために海外旅行をする人など、ほとんどいないはずです。

万博と銘打っても、実態は

「巨費を投じたローカルイベント」

でしかありません。

 

最後に・・・。

「2025 大阪万博」は、色々な問題が出て来ています。

それでも、ゴリ押し強行する方向で進んでいます。

当初の予定より開催費用が段々膨らんできているのは、

「東京2020」と同じ手口

です。

コロナ禍やウクライナ危機、円安や物価高の影響は、大阪にも当然及んでいます。

そんな今、その場限りのお祭り騒ぎにお金と人手を使い続けている様を、他の都道府県の人々はどう見ているのでしょうか・・・?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

興味がございましたら、こちらもお読みください。

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