「表計算ソフト」Excelは、AI時代を生き残れるか?

このブログの色々な記事で既に告白していますが、私は

「IT音痴」

です。

PCやタブレット、スマートフォンは持っており、日常的に使っています。

しかし、プログラミングはもとより、複雑な機能はほとんど分かりません。

おそらく、IT機器の性能の10〜20%程度しか使いこなせていないでしょう。

 

スポンサードリンク

 

SNSもキャッシュレス決済も・・・。

個人では、SNSのアカウントは何一つ持っていません。

最近急速に普及が進んでいる

「キャッシュレス決済」

も、クレジットカードとデビットカードしか使っていません。

「PayPay」、「iD」、「メルペイ」などを駆使する嫁と比較すると、私は

「北京原人」

レベルだと言って差し支えありません・・・。

 

『表計算ソフト』も使いこなせない底辺レベル・・・。

当然ながら、大抵のPCに入っている

「ワープロソフト」

「表計算ソフト」

も、全く使いこなせていません。

ワープロについては、学生の頃からシャープの「書院」を使っていたこともあり、文章の入力や編集(基本レベル)は独力でできます。

一方、表計算に関しては、

「底辺」

レベルに位置しています。

自力で作れる表と言えば、全て足し算の関数だけを用いた家計簿くらいです。

幸い、職場で表計算ソフトを使用する際は、必ず誰かがひな型を作ってくれていました。

それをコピーさせてもらい、数字や文言を入力するだけ。

難しい関数や便利な裏技など、何も知りません。

最近のビジネス雑誌などでは、

「職場の使えないオジサン」

がよくテーマになっています。

表計算の点では、私も間違いなくその一人です。

 

スポンサードリンク

 

一念発起して勉強してみたが・・・。

そんな私も、5年ほど前に一度

「よし!表計算(=EXCEL)を勉強するぞ!」

と一念発起したことがあります。

書店で解説書や参考書を3〜4冊買い、基礎から勉強してみました。

しかし、なかなか身に付きません。

職場なら、様々なデータがあります。

それを素材に、あれこれ加工してみることが可能です。

ところが自宅では、EXCELで加工・編集するようなデータがありません。

職場ではやることが山ほどあり、本を片手に色々試す時間など、全くありませんでした。

そうこうするうちに、半年が経過しました。

私の熱意はすっかり冷め、買った本は本棚の片隅で眠っていました・・・。

 

AIが世の中に広まれば、表計算ソフトは・・・?

ちょうどその頃から、世の中に

AI(人工知能)

技術が出回り始めました。

そうしたニュースを見聞きしているうちに、

「そのうちAIが生活の中に入り込んで来たら、表計算ソフトは要らなくなるな・・・。」

と思うようになりました。

よほどのレベル(エキスパート並み)にでもならなければ、AI時代では表計算ソフトのスキルなど陳腐化してしまうとも考えました。

あくまでも素人考えでしたが・・・。

 

スポンサードリンク

 

AIの普及は、思ったより早くやって来た!

しかし、私が思ったより早く、AIは我々の生活の中に普及して来ました。

財務・会計の世界でも、単なるソフトウェアではなく、

「クラウド」

とAIが結び付いた新しいサービスが登場しました。

最初は大手企業くらいしか導入していませんでした。

しかし2021年(令和3年)現在は、中小企業でも導入が進み始めています。

そうしたサービス企業のCMも、多数目にします。

 

外資系コンサル会社でも、プログラミングが必須知識!

また、外資系コンサルティング会社でも、以前は社員への表計算ソフト教育が重視されていました。

ところが最近は、

「これからのコンサルタントは、簡単なプログラミングのコードくらいは書けないとダメ!」

みたいな流れになっているそうです。

AIを駆使したコンサルティングを行うには、プログラミングの理解もある程度必要になるのでしょう。

今や小学校でも、プログラミングが必修科目になるほどですから・・・。

 

スポンサードリンク

 

表計算ソフトの需要は、縮小していく・・・?

そうなると、細かい計算はAIが行います。

人間が表計算レベルの関数を、あれこれ組み合わせることは、必要なくなるのではないでしょうか。

もちろん、論理的な考え方や数学の考え方・知識は、今後も変わらず必要でしょう。

しかし、そうした能力は、数学やプログラミングの学習で育むことになるはずです。

表計算ソフトの需要は、今後どんどん減少していくように思えます。

そう言えば2〜3年ほど前から、書店の目立つ場所に、表計算関連の本をあまり見かけなくなったような気が・・・。

 

マイクロソフトは、クラウドやAIの分野に注力!

表計算ソフトの最大手「EXCEL」は、言うまでもなくマイクロソフト社の製品です。

しかしマイクロソフトは、既にクラウドサービスやAIの分野に軸足を移し、グーグルやアマゾンなどのライバル企業と熾烈なシェア争いを繰り広げています。

表計算ソフトが近い将来、AIに駆逐されるであろうことは、覚悟しているのでしょう。

 

最後に・・・。

技術の進歩は、まさしく

「弱肉強食」

「適者生存」

の歴史です。

永遠に強者や適者であり続ける技術はありません。

我々人間の知識・技能でも、一生通用するものは意外と少ないです。

案外

「読み書きそろばん」

のような基本的技能がしっかりしていれば、社会が大きな変革期を迎えても、柔軟に対応していけるのでは・・・?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

興味がございましたら、こちらもお読みください。

関連記事

2020年現在、AI(Artificial Intelligence:人工知能)の研究は、日進月歩の進化を見せています。本来は、難関の試験を勝ち抜いたエリートの専門家が担ってきた分野、例えば医療、司法、税務・会計といった分野にも、A[…]

思い出した白衣の女性