「crocodile tears」って、どんな涙?試験に出ない英語手帳(第7回)

英語・その他外国語(夫)

「crocodile tears」・・・「ワニの涙」とはどういう意味でしょうか?

研究社 新英和中辞典によると、

「そら涙」、つまり「嘘泣き」です。

weep[shed]crocodile tears (そら涙を流す)

のように、動詞にはweepやshedを用います。

(例文)Thanks to her crocodile tears, she managed to get away from
losing her position in the project.

(嘘泣きのおかげで、彼女は何とかプロジェクト内でのポジションを失わずに済んだ。)

「ワニは、獲物をおびき寄せるために涙を流す。」という、古代ヨーロッパの伝説が由来だそうです。

また、ワニは獲物を食べて口が一杯になると、涙腺が刺激されて涙が出ると言われています。

ちなみにイタリア語でも、「嘘泣きする」という意味で

versare lacrime di coccodrillo

という表現があります。

フランス語やドイツ語など他のヨーロッパ言語でも、「ワニの涙」イコール「嘘泣き」を意味します。

crocodile tearsは偽善というニュアンスも持つそうです。

「嘘泣き」と言えば、失礼ながら女性を連想してしまいます。

男性にも嘘泣きをする人間はいるでしょうが、男性の嘘泣きは全く効果がないでしょう。

女性なら泣けば許されるというのは、現在の男女同権を目指す社会では、通用してはいけないのですが・・・。

タイトルには「試験に出ない」とありますが、外資系企業など英語が使われる職場で、誰かが嘘泣きする場面(ミスをごまかそうとするなど)が実際にあるかもしれません。

例えばTOEICでは、オフィスやビジネスシーンでの会話が、リスニング・セクションで出題されることがあります。

もしかすると、今後のTOEICで出題されるかもしれません(もし既に出ていたらごめんなさい(泣)。← これこそcrocodile tearsです・・・)。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。