「dodecagon」、日本語カタカナ表記では「ドデカゴン」。
決して怪獣の名前ではありません。
研究社 新英和中辞典によると、
「十二辺形」または「十二角形」という訳です。
「正十二角形」は、regular dodecagon 、
「十二辺(角)形の」(形容詞)は、dodecagonal です。
ちなみに、イタリア語では12のことを「dodici」と呼びます。
イタリア語はラテン語直系の言語ですので、dodeca- もラテン語が語源ではないかと思います。
インターネットで検索すると、正十二角形の画像が出てきますが、少し離れた所から見ると、ほぼ円形にしか見えません。
私が最初にこの単語を目にしたのは、キリンジという兄弟コンビのアーティスト(現在は解散。兄はバンド「Kirinji」を率いており、弟はソロ活動しています)のアルバムでした。
タイトルがズバリ「dodecagon」。
キリンジの堀込兄弟の顔のイラストがジャケットに描かれていますが、二人の顔が様々な色(十二色?)で塗られ、角張った感じに見えるようになっています。
四角形~十一角形は、それぞれ下記のように表記します。
四角形 → quadrangle 五角形 → pentagon 六角形 → hexagon
七角形 → heptagon 八角形 → octagon 九角形 → nonagon
(またはenneagon)
十角形 → decagon 十一角形 → hendecagon
このブログでは、飲み物の記事も書いているのですが、私の好きな炭酸飲料の一つが、2004年(平成16年)にアサヒ飲料より発売され、ロングセラーとなっている「ドデカミン」です。
ガラナ、マカ、アルギニン、カフェイン、高麗人参、ローヤルゼリー、ビタミンB6、ビタミンC、ナイアシン、ロイシン、イソロイシン、バリンと、12種類の元気成分が含まれています。
「ドデカ」は単にゴロ、響きが良いから付けたのかと思っていましたが、「dodeca」から由来していました!
長い間気付かず、アサヒ飲料さんスイマセン!と謝りたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。