時代劇の「老中」、英語で何と言う?試験に出ない英語手帳(第15回)

英語・その他外国語(夫)

最近は、テレビドラマでも時代劇の数が激減してしまい、大河ドラマくらいしかレギュラー放送の番組がありません。

時代劇で一番多いのは、江戸時代、すなわち徳川幕府が日本を統治していた約270年を舞台にした作品でしょう。

そこでよく「老中」が登場します。

江戸城にて将軍を支え、実務面で幕府の政務を指揮監督する、幕府最高位の職位でした。

この「老中」を英語で表現すると、どんな言葉になるでしょうか?

あるWeb辞書では、member of shoguns council of elders となっていました。

cf. council:評議会、諮問会  elders 古参の人たち

インターネット上の他の辞書サイトでも似たような表現であり、日本語読みのまま「roju(Roju)」としているサイトもありました。日本の歴史にある程度詳しい外国人なら、これでも通用するかもしれませんが、一般の旅行者には恐らく通じません。

一番簡単な表現は、shogunal adviser[またはadvisor]です。

shogunalとは、「将軍の」、「幕府の」といった意味を持ちます。

将軍の「shogun」に-al をくっつけることで、shogunal という新しい言葉が生まれました。

shogunal adviser = 将軍のアドバイザー、つまり顧問ということになります。

天下の征夷大将軍に助言できるような立場の武士など、ほんの一握りであり、この表現でも「老中」の地位の高さ、権力の大きさを十分に表していると思います。

英検やTOEICにはまず出ないでしょうが、通訳案内士(=通訳ガイド)試験の英作文や二次試験(面接形式)で使える機会があるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。