私が小~中学生の頃、1970年代後半~1980年代半ばは、缶入りの飲み物と言えば缶ジュース(炭酸飲料を含む)と缶コーヒーくらいでした。
1980年代後半からようやく、紅茶や日本茶の缶入り商品が普及していった印象が強いです。
今なお売れ続けているロングセラー
キリン「午後の紅茶」
が発売開始されたのは、1986年(昭和61年)です。
『午後の紅茶』は、コールドとホットで年中飲める!
「午後の紅茶」は現在もレモンティー、ミルクティー、ストレートティー(無糖)の三種類がスーパーやコンビニ、自販機で売られており、冬季にはホットでも販売されます。
私はストレートティーが苦手で、いつもレモンティーかミルクティーを飲みます。
コールドでもホットでも美味しく飲めるのがありがたいです。
他社の紅茶飲料も、美味しい商品が続々!
現在は、他のメーカーからも缶・ペットボトル入りの商品が色々と発売されており、味の種類が豊富なブランドもあります。
例えばコカコーラ社の「紅茶花伝」は、昔はミルクティーくらいしかありませんでしたが、今はオレンジティーやピーチティーなどのフレーバーが続々と出ており、近所のスーパーでも何種類も置いています。
伊藤園の「Tea’s Tea」もカモミール、アップル、オレンジなど種類が豊富です。
個人的には『午後の紅茶』レモンティーがベストの味!
人それぞれ好みの味はあるでしょうが、私はやはり定番のレモンティーが一番好きです。
その中でも「午後の紅茶」のレモンティーが一番飲みやすいと思います。
大手の老舗ブランドであり、学生の頃から飲んでいるので、味覚が完全に「午後の紅茶」に慣れてしまったというのが最大の理由でしょう。
そして、あまり渋味がなく「レモン味」を前面に押し出していないのがいいと思います。
レモンティーのもう一つの定番商品と言えば、サントリーの「リプトン リモーネ」であり、こちらもロングセラーのヒット商品です。
こちらは「午後の紅茶」よりも紅茶の渋味が強く残っており、レモンの酸味もより強いです。
紅茶好きの人にとっては、「リモーネ」の方がより紅茶らしいと感じられるかもしれません。
私にとっても、決して嫌いな味ではありません。
ただ、非常に喉が乾いている時は、「リモーネ」より「午後の紅茶」の方がゴクゴク飲みやすいです。
そして、口の中にも味が残りません。
両者とも固定ファンが多数いると思いますが、個人的には「午後の紅茶」に軍配を上げたいです。
「午後の紅茶」は、スーパーやコンビニで1.5リットルの大型サイズが売られているのも強みです。
残念ながら、「リモーネ」の1.5リットル版をスーパーなどで見た記憶がありません。
製造していないのでしょうか。
最後に・・・。
「午後の紅茶」も、おそらく何回かは味のマイナーチェンジを行っているはずですが、個人的にはレモンティーの味は今のまま変えずにいて欲しいです。
大ヒットした飲料・食品がマンネリ化を恐れて、大幅な味の変更を断行することは多々あります。
しかし、それが必ずしも成功するとは限りません。
「変えない勇気」も必要だと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。