こんにちは。husband(@kumafumoblog)です。
リボンシトロン(RIBBON CITRON)という炭酸飲料を、現在どれほどの方が御存知でしょうか?
元々は、1909年(明治42年)にサッポロビールの前身、大日本麦酒により「シトロン」として発売されました。現在は、ポッカサッポロフード&ビバレッジから販売されています。
しかし、残念ながら私は一度もリボンシトロンを飲んだことがありません・・・。
なぜ飲んだことのないドリンクを覚えているのか?
なぜ私の記憶の中に、一度も飲んだことのないリボンシトロンが刷り込まれたかというと、それは間違いなく、1972年(昭和47年)から1987年(昭和62年)まで日本テレビ系で放送された、刑事ドラマの金字塔
「太陽にほえろ!」です。
「太陽にほえろ!」のスポンサーをしばらく務めていたのがサッポロビールで、CMでリボンシトロンの映像を見たり、ドラマの中で出演者が飲んでいたりして、子供心に
「リボンシトロンって、美味しそう!」
と思っていました。
ちなみに、サッポロビールがスポンサーだったのは、「ボン&ロッキー刑事」時代の前半までとのことです。
しかし、関西地方ではリボンシトロンを見かけた記憶がなく、結局一度も飲むことのないまま、40年超の年月が過ぎました・・・。
現在、リボンシトロンはどうなっているのか?
最近、ふとリボンシトロンのことを思い出し、インターネットで検索してみると、Wikipediaに記載がありました。
読んでみると、「現在も発売中」なる旨の内容。
えっ、まだ売ってたんだ・・・。
ただ、北海道では知名度が高いことは分かったものの、全国的にはどうなのか分からず、他のサイトも検索しました。
すると、Exciteニュースのブログ『「リボンシトロン」はどこへ消えた?』(2004年3月22日)に、詳細が書かれていました。
既に2004年(平成16年)時点で、東京都内でのリボンシトロンの販売店は、かなり少なかったらしく、入手困難だった模様です。
歴史を知って、関西で見ない理由が分かった!
さらに検索していくと、『新小児科医のつぶやき』というブログに、サッポロビールの前身である大日本麦酒が、1949年(昭和24年)の財閥解体の影響で、朝日麦酒(現:アサヒビール)と日本麦酒(現:サッポロビール)に分割されたことが書かれていました。
そして、日本麦酒(サッポロ)は東日本を、朝日麦酒(アサヒ)は西日本を販売テリトリーとしたとの推測がなされていました。私は、
「なるほど!それで関西ではリボンシトロンはなじみがなかったんだ!」
と納得しました。
最後に・・・。
Amazonで検索してみると、リボンシトロンや姉妹品の「リボンナポリン」は今でも販売されていました。
買って飲んでみたいですが、24本(2ダース)での販売なので、気軽に買ってみるには、かなり勇気が要る冒険です・・・。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。