電子書籍よりも紙の本の方が、値段が安くなる方法とは?

読書好きの方々にとって、一番頭を悩ませる問題は、何と言っても

「本の保管場所」

でしょう。

「図書館で本を借りればいい。読み終わって本を返せば、場所を取らずに済むのでは?」

という冷静なご意見もあるでしょう。

ところが、本好きの方ほど書店で本を「買う」傾向があります。

「図書館が近所にない。」

「目当ての本が図書館にない場合が多い。」

「返却期限を気にしなくていい。」

など、様々な理由があります。

 

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本を捨てられない人は結構多い!

しかし当然ではありますが、本は溜まってくると結構かさばります。

本棚いっぱいに、ギチギチに本を詰め込んでいる人も、割と多いです。

不要になった本は、古本として処分(買取に出すなど)すればいいのですが、

「コレクター気質」

の人はなかなか本を手放せません。

本棚の隙間は、どんどんなくなっていきます・・・。

 

電子書籍は、全く場所を取らない!

そうした本好きの方の中には、紙の本から

「電子書籍」

に乗り換える方が、徐々に増えているようです。

Amazonや楽天などの通販サイトでは、同じ本でも紙の本と電子書籍のどちらかを選択できることがほとんどです。

電子書籍なら、全く場所を取りません。

何百冊、何千冊になろうとも、処分する必要がありません。

紙の本に比べると、若干眼が疲れ安いように思いますが、それ以外は紙の本と特に変わりません。

 

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電子書籍の方が、少し価格が安い!

そして、電子書籍は紙の本よりも、価格が少し安くなっています。

出版社やサイトとしては、本の内容をデジタルデータ化しておき、注文に応じてデータを送信すればいいだけです。

個々の作品によって差はありますが、大まかに言って

50〜200円

ほど安いといったところでしょうか。

私は個人的には「紙の本」派ですが、紙の本が絶版になっていて電子書籍でしか読めない場合だけ、電子書籍を購入しています。

Amazonの

「Kindle Unlimited」(月額980円)

に加入しているので、「無料対象」になっている書籍(小説・マンガ・雑誌など様々なジャンル)を結構読んでいます。

毎月の料金の元は、確実に取れていると思います(笑)。

 

電子書籍にもデメリットはある!

ただ、電子書籍もいい事ずくめではありません。

紙の本と違い、他の人に貸すことができません。

周囲にお勧めしたい作品でも、

「これ読んでみて。面白いよ!」

と貸してあげられません。

そしてもう一つの難点は、読み終わって不要になっても

「売ることができない」

点です。

紙の本の場合は、かなり安い金額であっても、古本屋さんなどに売ってお金に替えられます。

ところが電子書籍だと、何万冊あろうが売却はできません。

確かに電子書籍は、前述の通り紙の本より少し安いです。

その分のプラスを考えたら、古本に出せなくともやむなしという考え方もあるでしょう。

 

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フリマアプリを活用すれば、本が売れる!

何とかして、紙の本を電子書籍より安く読める方法はないものでしょうか?

実はあります。

読み終わった本を、スマートフォンの

「フリマアプリ」

で出品して売るという方法です。

以前は、不要な本は古本屋さんや買取業者さんに買い取ってもらうのが、ほぼ唯一の方法でした。

しかし今では、最大手「メルカリ」を始めとする会社を通じて、スマホ一つで不要となった本を売りに出せます。

 

手数料や経費を引いても、電子書籍よりお得になる!

私は、嫁に頼んで「メルカリ」に出品してもらっています。

嫁は私よりはるかに買取に詳しく、「メルカリ」にも慣れています。

ササッとデータを入力し、本の画像をスマホカメラで撮影し、あっという間に出品してしまいます。

メルカリでは本や雑誌も多数出品されています。

本が売れると、メルカリ側の手数料が差し引かれます。

その他、封筒や箱代(メルカリ専用の箱が売られています)を差し引いても、購入価格(定価)の平均20〜30%くらいは、利益として残ります。

電子書籍で買った場合の値引き分を、軽々超えます。

 

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買取は早く確実に売れるが、条件もある!

インターネット上では、「まんだらけ」や「駿河屋」などの大手から中小・個人業者まで、様々な所が本の買取をアピールしています。

業者買取は、買取O.K.となれば話が早く、すぐに不要な本全てを処分できます。

しかし、ほとんどの所は一定数以上の冊数がないと、査定をしてくれません。

効率を考えれば、当然の話です。

そしてこれも当然ですが、査定はやや厳しめです。

買い取った古本をまた商品として売るのですから、仕入価格(=買取価格)をそう高くもできません。

 

フリマアプリだと高めで売れるが、マイナス要素も!

一方フリマアプリだと、もちろん定価通りとは行きませんが、結構高めの価格で出品しても、買ってもらえるケースが多いのです。

「メルカリ」では、

最低出品価格が300円

と定められています。

何冊かまとめて出品することもできますし、一冊だけの出品ももちろん可能です。

難点としては、まず

「いつ売れるか分からない」

が挙げられます。

出品して1ヶ月くらい経っても、全く売れないこともあります。

次に、買ってくれる人が現れれば、封筒や箱に本を入れて発送します。

この作業が、人によっては面倒だと感じられるかもしれません。

 

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コンビニで発送手続し、宅配業者に届けてもらう!

フリマアプリでの取引とは言え、買ってもらった以上は

「お客様へお送りする商品」

として、丁寧に梱包する必要があります。

薄いビニール袋で本を包み、封筒や箱に入れてから発送します。

わざわざ郵便局や宅配便営業所に行かずとも、ローソン・ファミリーマート・セブンイレブンの店舗に行き、端末で手続を行えばいいのです。

コンビニが預かってくれ、コンビニに巡回して来る宅配便業者が回収し、購入者へ届けてくれます。

これを面倒な作業と思うかどうかは、人それぞれです。

 

嫁は苦もなく出品・スピード発送!

嫁は、こういう出品・発送作業が全く苦にならないそうです。

「メルカリ」による売却で出た利益は、全額嫁に渡しているからでしょう・・・。

場合によっては、出品していた本が売れてから30 分後には、近所のコンビニで発送手続を済ませているほどの迅速さです。

 

最後に・・・。

自分ではそうした作業はしんどい・・・と思われる方は、家族に作業を外注してみるのはいかがでしょうか。

もちろん有償となるでしょうが・・・。

例えば中学生くらいの子供さんがいれば、「メルカリ」などへの出品、コンビニでの発送手続などはお手の物でしょう。

ちなみに私は、「メルカリ」の仕組みには全く疎く、自分のスマホには「メルカリ」のアプリすらダウンロードしていません・・・。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。