2020年(令和2年)初めから世界中の国で、新型コロナウイルスが猛威を振るっていました。
今年2021年(令和3年)に入り、ようやく何種類かのワクチンが開発・承認されました。
日本はアメリカやヨーロッパ、中国などに比べ、接種の開始時期やスピードで思い切り遅れを取っていました。
しかし6月になってから、接種体制が急速に整い始めました。
6月下旬、自宅に『ワクチン接種券』が届いた!
それまで、50歳を過ぎていた私は
「今年中には何とか接種できるかな?」
と、半ば諦めの境地に達していました。
そんな私の家に、6月23日(水)に
「ワクチン接種券」
が届きました(嫁の分は翌週予定でした)。
予想よりもはるかに早く届きました。
嫁に頼み、ネットでワクチン接種日時の予約申込をしてもらいました(高齢者の方々と同じく、予約方法が分かりません・・・)。
6月初め頃には、テレビなどで
「ネットやスマホで申込をしようとしても、なかなかサイトにつながらない」
状態が報じられていたので、少し心配でした。
しかし、嫁はスイスイと入力を済ませ、あっという間に日時予約を完了してしまいました。
時間にして、わずか5分ほどでした・・・。
5日後、第1回目の接種に行った!
週明けの6月28日(月)午前中、私は大阪メトロ中央線(コスモスクエア方面行き)の電車に乗っていました。
大阪は南港の「コスモスクエア駅」から徒歩10分弱の場所に
「インテックス大阪」
という大規模展示施設があります。
コロナ前は、ビジネス展示会や就職説明会など、様々なイベントが実施されていた所で、関西の方々には有名な場所です。
ここが大阪の「大規模接種会場」の一つになっています。
駅に着き改札を出ると、案内の女性がプラカードを持って立ってくれています。
案内通りにエスカレーターで地上に出ると、大阪シティバス(旧:大阪市営バス)の乗り場があります。
ここにも整理誘導の男性がいて、指示通り並んで待っていると、15分に1本のシャトルバス(接種券提示で無料)がやって来ます。
バスに乗って5分ほどで「インテックス大阪」に到着します。
会場に入って5分ほどで、注射の番が回ってきた!
会場付近にも関係者の方々が多数待機していて、説明してくれます。
おかげで、全く戸惑うことなく会場に入れました。
会場の中はさすが展示会場だけあり、大変広かったです。
テントやパーティション、横長の折り畳み机やパイプ椅子などが、整然と配置されていました。
私は午前11時からの予約でしたが、まだ20分ほど前だったので、どこかで待機するのだろうと思っていました。
ところが、係員の方々がどんどん先へと案内してくれます。
結局、入場してからおよそ5分くらいで、ワクチンを注射してもらう番が回ってきました。
注射は痛くなく、15分待ってから次回予約。会場入りして30分せず完了!
ワクチン接種は筋肉注射なので、普通の注射より痛いのかなと思っていました。
しかし大した痛みもなく、すぐに終わりました。
その後、経過観察スペースへと案内されました。
と言っても、パイプ椅子が多数並べられていて、チェーンで区分けされているだけです。
注射が終わると、注射した時間を書いた紙を渡されます。
その時間から15分間座って待ち、15分経過したら自分でその場を離れ、次回予約受付のスペースへと向かいます。
「インテックス大阪」では
「モデルナ社」
製のワクチンを使用しており、1回目と2回目の接種の間に
4週間
空けることとなります。
よって、2回目の予約はほぼ自動的に、4週間後の同じ曜日・同じ時間になります。
2回目の予約を入れてもらい、会場の外へ出たら、入場してからまだ30分も経っていませんでした。
全てがスムーズに進み、完璧だった。関係者の皆様に感謝!
全ての関係者の方が親切かつ丁寧に、テキパキと説明や案内、手続をしてくださったおかげで、私は全く困ることなく、ストレス無しで1回目の接種を終えることができました。
関係者の皆様のご尽力には、深く感謝申し上げる次第です。
嫁にも接種券が届いたが、数日間は予約申込できず・・・。
10歳年下の嫁には、6月30日(水)に接種券が届きました。
早速予約しようとしたのですが、何と7月の12日辺り以降でないと、「インテックス大阪」での接種ができなくなっていました・・・。
予約申込の受付も停止状態で、次に申込ができるのは7月5日(月)の午前9時からだそうです。
人数枠も、かなり少ないようです。
6月末に政府が、企業・大学などでの職域接種の新規受付を当面停止すると発表していました。
ワクチンの数が足りなくなっているという、何ともトンチンカンな理由です。
また、7月に入ると2回目の接種を行う人も増え、そちらが優先されます。
1回目の人の接種が遅れるかもとマスコミで報じられていたので、嫁も私も嫌な予感がし、ある程度の覚悟はしていました。
それにしても、一週間ズレるだけでこんなに状況が変わるとは・・・。
最後に・・・。
接種の最前線の現場で日々奮闘なさっている皆様に対しては、何ら文句を付けることなどありません。
しかし、多少の不可抗力はあれど、やはり政治家・官僚の責任は問われて然るべきです。
永田町や霞ヶ関の「上級国民」たちのボンクラさが、現場の方々の努力を水の泡にしてしまうのでは・・・?と、心配になってしまいます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
追記:嫁が無事ワクチン接種の予約が取れました。